放射線科

放射線科の診療内容は,放射線診断(画像診断),放射線治療,インターベンショナルラジオロジー(IVR),核医学の4分野に分けられます。主なスタッフは放射線診断専門医または放射線治療専門医の資格を持ち,全ての診療科と密接な連携をとり診療を行っています。
画像診断では病状に応じた適切な検査によって正確な診断が迅速に得られる効率的な診療を行っています。放射線治療とIVRはいずれも身体への負担が少ない治療で,新しい技術を積極的に取り入れています。

診療部門からのごあいさつ

部長 鈴木耕次郎

部長 鈴木耕次郎

   放射線科では、放射線診断専門医、放射線治療専門医、IVR専門医、核医学専門医などの資格を持つ医師を中心に、画像診断、放射線治療、IVR(画像下治療)の診療を行っています。
   画像診断では最新の医療機器を用いて、CT(コンピューター断層)、MRI(磁気共鳴画像)、血管撮影、RI検査(アイソトープ検査)などの検査と診断を行っています。原則として全てのCT、MRI、RI検査を放射線診断専門医が速やかに診断しています。 放射線治療は体の深部にある悪性腫瘍(がん)に放射線を照射して治療する方法で、痛みがなく身体に負担の少ない治療法です。2014年5月には新しい放射線治療装置を導入し、がん病巣に放射線を集中して照射し、がんの周りの正常組織にはあまり放射線を当てない高精度放射線治療を行っています。
   IVRは血管内にカテーテルを挿入して行う治療法で、腫瘍、動脈瘤、出血、血管奇形など全身の様々な疾患の治療を行っています。出血などに対する緊急IVRにも24時間体制で対応しています。
   画像診断、放射線治療、IVRともに迅速かつ丁寧な診療ができるように心掛けています。

主な対象疾患

  • 大動脈瘤,大動脈解離
  • 肝細胞癌
  • 胃静脈瘤
  • 血管奇形(頭頸部,胸腹部,四肢),動脈瘤
  • 喀血
  • 肺動静脈奇形
  • 子宮出血,子宮筋腫,子宮腺筋症
  • 外傷性出血
  • 化学療法を施行する腫瘍,経口摂取不良
  • 透析シャント閉塞
  • 放射線治療の対象となる悪性腫瘍全般

高度な専門医療

高度な医療

大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術

腹部大動脈瘤に対して,ステントグラフト内挿術施行 

腹部大動脈瘤に対して,ステントグラフト内挿術施行

金属製のステントを人工血管でカバーした器具(ステントグラフト)を大動脈瘤の内部に挿入し,動脈瘤の破裂を防ぎます。大腿部に5-6cmの小切開を加えるだけで治療が可能で,従来の外科手術のリスクの高い方にも施行可能です。

動静脈奇形に対する動脈塞栓術,硬化療法

頭頸部や四肢の外科的切除が困難な動静脈奇形に対して,動脈塞栓術,硬化療法を施行し,良好な成績を収めています。

専門外来

IVR(インターベンショナル・ラジオロジー)

IVRは,様々な部位の腫瘍,出血,動脈瘤,血管奇形などに対して,細いカテーテル(管)を体内に挿入し,低侵襲に治療する方法です。最新の装置と高度の技術を用いて,正確で安全な治療を行っています。

担当者 鈴木,北川,池田
受診方法 かかりつけ医から地域医療連携室を通じて,ご予約ください。
診療日時 ※医師の担当日時(週・曜日)についてはこちらでご確認ください。

放射線治療

放射線治療は体の深部にある悪性腫瘍(がん)に放射線を精密に照射して治療する方法で,痛みがなく身体に負担の少ない治療法です。院内各診療科と連携し,治療を行っています。

担当者 大島,伊藤,足達,阿部
受診方法 各診療科,かかりつけ医から地域医療連携室を通じて,ご予約ください。
診療日時 ※医師の担当日時(週・曜日)についてはこちらでご確認ください。

温熱療法(ハイパーサーミア)

温熱療法 (ハイパーサーミア)は,患部を42.5℃程度に加温することでがん細胞を死滅させる治療です。院外で化学療法を実施している方の紹介も広く受け付けています。

担当者 伊藤
受診方法 各診療科,かかりつけ医から地域医療連携室を通じて,ご予約ください。
診療日時 ※医師の担当日時(週・曜日)についてはこちらでご確認ください。

診療・治療実績

画像診断(2020年度)

内容 件数
CT(造影検査含む) 47,388
MRI(造影検査含む) 21,990
RI 2,861

インターベンショナル・ラジオロジー診療実績(2020年度)

内容 件数
年間のインターベンショナル・ラジオロジーおよび血管撮影 573
肝動脈化学塞栓療法(TACE) 52
経皮経肝的門脈塞栓術(PTPE) 10
頭頸部血管奇形に対する塞栓術,硬化療法 20
四肢血管奇形に対する塞栓術,硬化療法 36
気管支動脈塞栓術 24
肺動静脈奇形に対する塞栓術 8
中心静脈ポート留置 110
胸部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術 26
腹部大動脈瘤および腸骨動脈瘤に対するステントグラフト内挿術 53
ステントグラフト内挿術後のエンドリーク塞栓 9
腎腫瘍に対する塞栓術 11
副腎静脈サンプリング 7
子宮動脈塞栓術(UAE) 6
その他産婦人科出血に対する緊急動脈塞栓術 16
CTガイド下生検 33
CTガイド下ドレナージ術 49

放射線治療実績(2020年度)

放射線治療実績(総新患患者数 533人/新規+再患者数 656人)

内容 件数
脳・脊髄 17
頭頸部(甲状腺を含む) 64
食道 9
肺・気管・縦隔 103
乳腺 126
肝・胆・膵 11
胃・小腸・結腸・直腸 22
婦人科 26
泌尿器系(前立腺除く) 14
前立腺 66
造血器リンパ系 30
皮膚・骨・軟部 7
その他(悪性) 7
甲状腺眼症 22
その他良性疾患 4
全身照射 3
15歳以下の小児 2

強度変調放射線治療(IMRT)(新患+再患者数 199人)

内容 件数
頭頸部癌 49
前立腺癌 40
その他 110

定位放射(新患+再患者数 101人)

内容 件数
脳定位照射 46
体幹部定位照射 55

緩和放射線治療(新患+再患者数 175人)

内容 件数
脳転移 77
骨転移 98

設備等

内容
CT 5台
MRI 5台(うち 3T 2台)
SPECT-CT 2台
PET-CT 1台
リニアック治療装置 2台
温熱療法治療装置 2台

診療内容

放射線治療

放射線治療とは,レントゲン写真やCTなどの検査に使用する放射線よりも強力な放射線を利用して,病巣を治療する方法です。放射線は怖いものという観念がありますが,正しく使用すれば多くの悪性腫瘍(がん)や一部良性疾患において大変有効な治療法で,特に治療後も臓器機能を温存できる点は優れています。当科では放射線治療の専門医が常勤し,適応の有無,照射の仕方,照射量などを検討・ご説明し,きちんとご理解頂いた上で行っています。また当科では,院内各診療科のみならず,他病院からの放射線治療依頼に対応しています。
新病院開院後は最新の治療装置を2台使用し,病巣周囲の正常組織への影響を減らすより高度な治療 (IMRT ( 強度変調放射線治療:強弱をつけた放射線をいくつかの方向から照射することで,いびつな形の病巣でも放射線を集中させる照射法)や定位放射線治療(多方向から放射線を照射し病巣に集中させる照射法)など )を行っています。

温熱療法(ハイパーサーミア)

温熱療法治療装置

温熱療法治療装置

温熱療法 (ハイパーサーミア)は脳・眼球を除く全ての固形がんに保険適応が可能です。当院は2022年4月に最新式のサーモトロン-RF8 GR Editionを2台導入しました。できるだけ患者さんの体への負担が少なくなるような治療を心がけています。
対象は化学療法もしくは放射線治療を実施中,実施予定の方で,それらと併用することで治療効果の上乗せを狙う運用を行っています。化学療法をかかりつけの施設で受け,その翌日などに温熱療法を当院で受けるということも可能です(主治医に相談のうえ当部門への紹介状を作成してもらってください)。一方で放射線治療と併用の場合は,両者の実施時間をまとめる必要があります。放射線治療を当院で受けることをご検討ください。

MRI(Magnetic Resonance Imaging)検査

MRA:MR Angiography

MRA:MR Angiography

※1.5T(テスラ)は15,000ガウスに相当する高い磁場です
磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging),略してMRIと呼んでいます。核磁気共鳴とは,原子核の陽子数または中性子のいずれか一方,もしくは両者が奇数の場合に磁気双極子としての性質を持ち,陽電荷を持つ原子核が自転する時に磁場が形成されます。
この磁気モーメントを有する原子核を静磁場内におき,外部から電磁波(RFパルス)を与えると核種がこのエネルギーを吸収し励起します。これを共鳴といいます。電磁波を与えるのを中止しますと核種は吸収したエネルギーを放出して元の状態に戻ります。この現象を核磁気共鳴現象といいます。ここで放出された電磁波のエネルギーを検出器で測定し,コンピュータで解析させることにより磁気共鳴画像(MRI)を得ることができます。人体には水の成分である多くの水素原子核(プロトン,1H)がありますので,この水素原子核をMRIの対象核種として用いています。
この原理を応用して,磁気共鳴画像(MRI)の他に磁気共鳴血管画像(MRA:MR Angiography),磁気共鳴胆道膵管画像(MRCP)なども撮像することができます。

検査時間は?

  • MRI検査は検査部位によって多少時間が異なりますが,単純MRI検査では約15分~30分です。また,詳しく調べるために,造影MRI検査が行なわれる場合があります。この時には,その検査目的により陽性造影剤であるガドリニウム(Gd)製剤や陰性造影剤である超常磁性体酸化鉄(SPIO)製剤を静脈注射にて投与いたします。
  • MRA検査では,検査時間は約20分で,造影検査をする場合もあります。
  • MRI,MRA検査は共に,検査台で通常,検査台に仰向きに寝ている状態で検査が行われます。

MRIの利点は?

  • X線CTやX線単純撮影のような放射線被曝がない。
  • 多方向からの撮影が自由に選択できる。
  • X線CTにくらべ組織コントラスト分解能に優れている。
  • 血流状態を画像化することができる。

CT(Computed Tomography)検査

コンピュータ断層撮影(Computed Tomography),略してCTと呼んでいます。CTは被検体(患者)に薄いX線ビームを多方向から順次投影し,その透過X線強度を計測し,断層面のX線吸収値分布像をコンピュータ処理にて画像化する方法です。
マルチスライスCT(MSCT)の出現により,高速で広い範囲を一度に撮影できるようになりました。そして高分解能ボリュームデータの収集が可能で,多断面再構成画像や三次元画像が極めて鮮明,高精細となり,診断能の向上に寄与しています。また,必要とされるX線量を自動に最適化することで画質を損なわずに効率的に被曝を軽減する機能が搭載されており,以前よりも低被曝での撮影が可能となりました。
現在MSCTは日常診療において必要不可欠,かつ的確な診断法として多くの疾患に活用されています。

検査時間は?

64列MSCTでは,X線管球と検出器が被検体(患者)を1回転するのに最速0.35秒という高速スキャンが可能です。胸部の検査では2秒程度で全肺の撮影が可能で,呼吸困難を訴える患者でも無理なくCT撮影ができるようになりました。胸部腹部骨盤部で約60cmという広範囲撮影でも約10秒という短時間で撮影が可能です。心電図同期下で行われる冠状動脈撮影は8秒程度で撮影が可能です。
CT検査は通常,検査台に仰向きに寝ている状態で検査が行われます。

CT Angiography

CT Angiography

冠動脈CT

冠動脈CT

アイソトープ(核医学)検査

放射線を出す,アイソトープを含んだくすり(放射性医薬品と言います)を少量静脈から注射し,検査用のベッドで横になっていただいている間に,ガンマカメラと呼ばれる装置で,身体の中の様子を画像にする方法です。生態の機能を見る検査といえます。
くすりによっては,カプセルを飲んでいただくものや,呼吸によって吸入していただく場合もあります。くすりが少量なこともあり,副作用はまず心配ありません。
心臓や脳のすみずみまで,充分に血液が流れているか,甲状腺のホルモンの代謝に異常がないか,また,通常のエックス線検査では発見されない早期の骨折がないか等の,身体が生きて活動している様子を,そのまま画像化する,すなわち,生体機能を画像化する検査方法です。

アイソトープ検査は安全なの?

Tcの半減期

Tcの半減期

核医学検査では,気分が悪くなる等の副作用はまず起こりません。
ごく少量の放射線を放出する医薬品を使いますが,くすりから出る放射線量は,時間とともにどんどん減少する性質を持っています。最も頻繁に利用するテクネチウム99mは,室内に置いてあっても,グラフのように減ります。人の体内では,もっと早く減少します。
一回の検査での患者様の放射線被ばく量は,胃のバリウム検査と同程度です。
もし万が一,検査を受けたあとで妊娠がわかっても,中絶などは考える必要のない被ばく量です。

費用は,検査を受ける方に合わせて,くすりは注文生産となるため,健康保険を利用しても2万円~3万円は必要です。検査時間は,検査の内容によって異なりますが30分から1時間くらいかかります。

SPECT検査

SPECT検査では体内に放射性医薬品を投与して臓器や組織に集まる様子を,ガンマカメラを近づけて撮影し,画像化・数値化することで身体の状態を診断していきます。
代表的な検査に,骨シンチグラフィ,心筋シンチグラフィ,脳血流シンチグラフィがあります。

骨シンチグラフィ

骨シンチグラフィ

心筋シンチグラフィ

心筋シンチグラフィ

脳血流シンチグラフィ

脳血流シンチグラフィ

アイソトープと呼ばれる放射性医薬品を注射もしくは服用し,体内から放出される微量な放射線を用いて検査や治療をします。

PET検査

活発に活動している細胞にはブドウ糖を多く取り込むという特徴があり,この性質を利用した検査です。
ブドウ糖を含む放射性医薬品を注射して60分後から撮影を行い,がんなどの悪性腫瘍の病期診断・治療方針の決定・フォローアップに有用な情報を提供します。

PET検査

当院では,ガンマカメラやPETカメラにCT装置を組み合わせたSPECT/CT装置,PET/CT装置を導入しています。臓器の位置や形だけでなく血流や代謝といった臓器の機能を調べることができるため,臓器に形態的な変化が現れる前の状態を早期発見することができます。
使用する放射性医薬品に副作用はほとんどありませんので,いずれも身体に優しい検査といえます。

アイソトープを用いた治療

代表的な治療として,甲状腺癌で甲状腺全摘後の残存甲状腺組織を除去するアブレーション,転移性骨腫瘍による痛みをやわらげるストロンチウム治療,ゼヴァリン治療があります。

センチネルリンパ節シンチグラフィーとは

悪性腫瘍が一番最初に転移するリンパ節を,核医学検査でみつける手法です。全国でも限られた施設しか実施していませんが,当院では,乳がんや皮膚がんの患者様を対象として実施しています。転移の可能性があるリンパ節を,手術前見つけるため,小さな傷口で手術を終了できる場合があり,患者様の術後の日常生活への影響が少ない手術が可能として,執刀医や患者さん本人から歓迎されている手法です。

インターベンショナル・ラジオロジー (IVR)

血管形成術

腹部大動脈瘤に対して,ステントグラフト内挿術施行

腹部大動脈瘤に対して,ステントグラフト内挿術施行

対象疾患:胸部大動脈瘤,腹部大動脈瘤,大動脈解離
金属製のステントを人工血管でカバーした器具(ステントグラフト)を大動脈瘤の内部に挿入し,動脈瘤の破裂を防ぎます。大腿部に5-6cmの小切開を加えるだけで治療が可能で,従来の外科手術のリスクの高い方にも施行可能です。
対象疾患:骨盤・下肢,腎動脈などの動脈狭窄・閉塞症
動脈の狭窄部をバルーンのついたカテーテルで膨らませたり,ステント(金属製の筒)の留置を行い,狭窄部を広げます。また血栓による閉塞に対しては,カテーテルを用いて局所に薬剤を注入し,効果的に血栓溶解を行います。

動脈塞栓術

対象疾患:肝癌などの悪性腫瘍,子宮筋腫,消化管出血や喀血・外傷による出血
肝癌に対する動脈塞栓術は手術が困難な患者さまにもくり返して行うことが可能です。さらに当院では消化器内科・外科と共同でラジオ波熱凝固,腹腔鏡下の手術などを組み合わせることで,再発率が低い集学的治療を行っています。子宮筋腫の治療は従来手術療法やホルモン療法が行われていましたが,近年子宮動脈塞栓術が注目されています。当施設でも2001年より婦人科と共同で子宮動脈塞栓術を開始しました。当施設では生殖腺への被ばくの少ない治療を行うため様々な工夫をしています。その他難治性の消化管出血や外傷性出血などに対しても止血目的に緊急の動脈塞栓術が行われることもあります。
カテーテル室

カテーテル室

血管撮影

血管撮影

CTHA

CTHA

肝動脈化学塞栓療法後

肝動脈化学塞栓療法後

対象疾患:胃癌や大腸癌などの転移性肝腫瘍,子宮癌,膀胱癌
カテーテルを目的部位まで進めて薬剤(抗癌剤など)を注入します。全身投与と比し,病巣に多量の薬剤が流れるため効果は高く,副作用の軽減が可能です。転移性肝腫瘍では薬剤注入のための装置(リザーバー)を皮下に埋め込むと,外来にて繰り返し薬剤注入が可能です。また子宮癌や膀胱癌では治療効果を高めるために放射線治療を併用することもあります。

下大静脈フィルター留置

対象疾患:肺塞栓症,下肢の深部静脈血栓症や手術後の肺塞栓症の予防
下肢や骨盤内の静脈の血栓が肺に流れておこる肺塞栓症を予防するため,下大静脈内に血栓を受け止めるフィルターの留置を行います。
その他:
放射線治療と共に痛みのコントロールなどの緩和医療に対してもインターベンショナルラジオロジーが行われます。

医療被ばくについて

X線(レントゲン)撮影やCT,アイソトープ検査など,放射線を使う検査では,ある程度の被ばくを受けることになります。その被ばく量は,検査の種類によって違いますが,私たち全員が宇宙線などによって1年間に自然界から受ける被ばく量の10分の1から10倍程度です。これらの被ばくによって,自分自身にがんが発生したり,子孫に遺伝的な異常が起こる心配は無視できるほど小さなものです。ただし,現実には何も起こらなくても,無駄な被ばくを避け,被ばくするならできるだけ少ない量ですますことを,私たちはいつも考えています。一方,X線検査やCTで病気をみつける(あるいは病気でないことがわかる)ことの利点は非常に大きいので,必要な検査は安心して受けてください。

画像診断,治療法についてのご相談

放射線科のスタッフは,放射線診断専門医,放射線治療専門医,日本核医学会専門医,日本インターベンショナルラジオロジー学会専門医,PET核医学認定医などの資格を持ち,画像診断,IVR,および放射線治療の専門医として,各科の先生方と密接な連携をとりながらEBM(Evidence based medicine) すなわち科学的な根拠にもとづいた医療を心がけています。
放射線科では,他の医療機関で行われた画像検査の結果に関する相談,および治療についてのセカンドオピニオンを含めた相談なども受け付けています。
ご希望の際は,放射線科外来を受診してください。

キーワード

インターベンショナル・ラジオロジー Interventional Radiology(IVR),放射線治療,温熱療法(ハイパーサーミア),CT,MRI,RI,被ばく,温熱療法

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連絡先

TEL
外線:0561-62-3311(代表)
内線:36500 31外来(09:00 - 17:15)

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