大規模災害マニュアル

災害医療体制については阪神・淡路大震災を契機として災害拠点病院の整備,広域災害・救急医療情報システムの整備,災害派遣医療チーム(DMAT)の養成等が行われてきましたが,東日本大震災では想定外の被害を生じ,新たな災害医療体制の見直しが図られました。

これを受けて厚生労働省は厚生労働省は「災害時における医療体制の充実強化について」(平成24年3月21日付,医政発0321第2号)において1.自ら被災することを想定した災害対策マニュアルの作成,2.災害時の通信体制の整備,3.災害拠点病院の耐震化等の推進を図っています。

また,平成24年内閣府中央防災会議では東海・東南海・南海3連動地震の被害想定を見直し,当長久手地域にあっても震度6強と想定され,被害予想の拡大が図られました。

このような状況から当院においても,従来の当院が被災しない想定での対応マニュアルだけでなく,被災し病院機能が麻痺した中での対応マニュアルの必要性が生じ,そのため災害種別を病院機能が麻痺する第一種災害,地域は被災するも病院機能は稼働する第二種災害,地域の被災はなく,他地域が被災している第三種災害と設定し,それぞれの災害における対応マニュアルを作成しました。

第一種非常災害(医療資源超不足災害)対応マニュアル

病院機能が麻痺しているか,発生患者数に対する医療資源が明らかに不足する場合,または明らかに不足すると予想される災害に対応するマニュアル

一括データ (PDF: 16.3MB)

  1. 初動時の行動計画 (PDF: 245KB)
  2. 指揮命令系統と班編成 (PDF: 206KB)
  3. 病院機能の確認 (PDF: 2.71MB)
  4. 情報伝達 (PDF: 1.97MB)
  5. 関係機関への報告・要請 (PDF: 715KB)
  6. 被災時の対応 (PDF: 78.7KB)
  7. 外来患者の受入れ (PDF: 6.58MB)
  8. 県災害対策本部・DMATとの連携 (PDF: 70.9KB)
  9. トリアージ・治療・搬送 (PDF: 4.95MB)

第二種非常災害(医療資源不足災害)対応マニュアル

病院機能が一部麻痺しているか,または正常であっても発生患者数に対する医療資源が不足する災害,または不足すると予想される災害

一括データ (PDF: 16.2MB)

  1. 初動時の行動計画 (PDF: 101KB)
  2. 指揮命令系統と班編成 (PDF: 206KB)
  3. 病院機能の確認 (PDF: 2.71MB)
  4. 情報伝達 (PDF: 1.97MB)
  5. 関係機関への報告・要請 (PDF: 699KB)
  6. 外来患者の受入れ (PDF: 6.61MB)
  7. 県災害対策本部・DMATとの連携 (PDF: 70.9KB)
  8. トリアージ・治療・搬送 (PDF: 4.95MB)

第三種非常災害(医療資源充足災害)対応マニュアル

病院機能が正常であり,一部職員の招集で対応が可能な災害

一括データ (PDF: 7.32MB)

  1. 初動時の行動計画 (PDF: 100KB)
  2. 指揮命令系統と班編成 (PDF: 206KB)
  3. 情報伝達 (PDF: 1.97MB)
  4. 関係機関への報告・要請 (PDF: 716KB)
  5. 県災害対策本部・DMATとの連携 (PDF: 85.7KB)
  6. 外来患者の受入れ (PDF: 75.6KB)
  7. トリアージ・治療・搬送 (PDF: 4.71MB)

資料編

一括データ (PDF: 928KB)