放射線検査（CT・MRI・RI）の検査紹介予約

• 造影CTご希望の場合は，該当する診療科（放射線科を除く。）に受診後，ご予約をしていただくことになります。
• 腹部CTの場合，07:00以降は絶食となります。水分(お茶・水)は構いません。
• 妊娠または妊娠している可能性のある方は，原則として検査は行いません。
• 小児は除きます。(小児科で受診後，小児科で予約をお取りします。)

検査機器の紹介（CT：SIEMENS社製 SOMATOM Definition AS）

最適な管電圧の自動設定やリアルタイム線量調整機構によって被ばく線量の低減を図ります。また高いX線検出能力を有する検出器素子は空間分解能の向上とアーチファクトの低減を実現します。

中央放射線部で実施しているCT検査

造影MRI検査ご希望の場合は，該当する診療科（放射線科を除く。）に受診後，ご予約をしていただくことになります。

上腹部・骨盤部MRIの場合，検査前3時間は絶食となります。水分(お茶・水)は構いません。

原則，次の項目は検査禁忌事項となり，事前予約のMRI検査は行いませんのでご了承願います。

• 心臓ペースメーカー・埋込型除細動器（ICD）
• 神経刺激装置・人工内耳
• 内視鏡クリップ
• 詳細不明な体内・体表金属類（脳動脈瘤クリップや人工関節等で製品名・埋込時期が不明なものを含みます）
• 妊娠

また，以下の項目は重要確認事項となり，場合によっては検査が行えない場合がございます。

• 心臓の人工弁・ペースワイヤー
• 脳動脈瘤クリップ
• ステントグラフト
• 人工関節・骨折接合金属
• 金属ステント
• IVCフィルター
• 入れ墨のある方
• マグネット義歯
• ニトログリセリン経皮吸収型製剤（支持体にアルミを用いている製剤）

※MRI検査は，問診票（□にすべてチェック）と一緒にFAXをお願いします。（必須）

検査機器の紹介（MRI：SIEMENS社製　MRI）

当院には3.0T（テスラ）装置が２台と、1.5T装置が３台設置されています。

検査紹介

非造影による下肢や腎血管などのMRangiographyなどの撮像も可能です。

中央放射線部で実施しているMRI検査

• 妊娠または妊娠している可能性のある方は，原則として検査は行いません。
• 検査に用いる放射性医薬品は，すべて99m-Tc製剤です。
• 小児は除きます。(小児科で受診後，小児科で予約をお取りします。)
• 心筋シンチは負荷検査を行いません。
• 検査内容により検査時間は異なりますのでお問い合わせください。

検査機器の紹介（SPECT/CT：GE社製 Infinia Hawkeye4）

吸収補正用CTを搭載することで、より正確な医薬品の分布を画像化できます。またSPECTによる「機能画像」に加えて、CTによる「形態画像」を重ね合わせることで病変の位置特定が容易になります。

検査紹介

• 脳血流シンチ

脳梗塞、脳動脈閉塞・狭窄、一過性脳虚血発作、モヤモヤ病、認知症、てんかん、脳炎、脳腫瘍、精神疾患などが対象です。特に認知症の診断では、病変部の広がりの把握や疾患の鑑別に有用です。



• レノグラム

閉塞性腎疾患や腎血管性高血圧症、腎腫瘍などにおける分腎機能評価や治療後の経過観察に有用です。



• 心筋血流シンチ

急性および陳旧性心筋梗塞の診断や虚血性病変部位の鑑別、狭心症の診断に有用です。また心筋炎、心筋症、サルコイドーシス、先天性心疾患などの心筋障害の判定にも使用されます。



• 骨シンチ

悪性腫瘍の骨転移や原発性骨腫瘍の診断だけでなく、骨折（特に疲労骨折）や代謝性骨疾患、骨髄炎、関節炎などにも有用です。



• 肺血流シンチ

肺塞栓症の診断、治療効果判定では特に有用です。また肺高血圧症、閉塞性肺疾患、肺癌、大動脈炎症候群などの診断にも利用されます。

中央放射線部で実施しているRI検査

• 骨に含まれるカルシウムなどのミネラル成分の量を測定します。検査の目的は、骨粗鬆症に対する診断や治療効果の判定，投薬治療による骨量変化の観察などです。
• 骨塩定量検査を希望される場合は、地域医療連携室までお問い合わせください。
• 妊娠または妊娠している可能性のある方は，原則として検査は行いません。

以下の項目は確認事項となり，場合によっては検査が行えない場合がございます。

• 腰椎、股関節、大腿骨の金属製インプラント
• バリウムを使用した消化管造影検査後
• 仰臥位不可
• RI検査後
• 前回の骨塩定量検査から4カ月以内

検査機器の紹介（X線骨密度測定装置：HOLOGIC社製　Discovery）

二種類の異なるエネルギーのＸ線を使用するDEXA法(Dual Energy X-ray Absorptiometry)により、主に腰椎，大腿骨頸部の測定が可能です。測定結果は標準的データと比較することにより判定しています。検査時間は１部位につき10分程度です。

中央放射線部で実施している骨塩定量検査

下記より検査予約専用の用紙がダウンロード出来ます

• 診療情報提供書（検査紹介）（PDF:183KB）
• 診療情報提供書（検査紹介）（Word:46KB）
• MRI検査 問診票（PDF:299KB)（必須）

TEL

外線：0561-62-3311（代表）

部署：画像診断センター受付