周産期医療部門

当院では,大学病院の性質上,ハイリスク妊娠の方が多いですが,産科医と新生児医や医療スタッフが,母体,胎児の病状把握を共有し,出産後すみやかに新生児管理に移行できるように連携をとっています。また,リスクのない妊娠管理,分娩を多数取り扱っており,妊娠経過中または分娩時に胎児の病態が急変した場合も直ちに新生児医に連絡し,新生児管理が可能な体制が整っております。
また、最新型の4D超音波や,高性能のMRIなどの最新機器を使用し,妊婦及び胎児の診療を行っています。

診療部門からのごあいさつ

部長 若槻明彦

部長 若槻明彦

2006年8月開設以来ハイリスク妊婦の管理と出生前の胎児および出生後の新生児の管理を当センターで行っております。母体,胎児の異常を診断し,新生児医に直ちに連絡相談し,母体,胎児の病状を共有する。胎児の疾患によっては,外科医,脳外科医にも連絡をとり出生後に速やかな新生児治療が行えるような周産期医療体制を整えて周産期医療を行っております。
近隣の開業医の先生方からも,母体搬送の依頼を多く承り,近隣地域との連携も密に図っております。
今後も,地域の先生方との連携を密にし,地域の周産医療の充実を図りたいと考えております。
御紹介の程宜しくお願いいたします。

主な対象疾患

  • 妊娠高血圧症候群
  • 妊娠糖尿病
  • 多胎(双胎,品胎等)
  • 合併症妊娠(糖尿病,腎疾患,甲状腺疾患,心疾患,消化器疾患,精神疾患)
  • 胎児異常(胎児奇形,染色体異常,子宮内胎児発育遅延)
  • 胎盤,臍帯の異常(前置胎盤,臍帯辺縁・卵膜付着,臍帯卷絡)
  • 羊水の異常(羊水過少,羊水過多)

キーワード

産科,周産期母子医療センター,産科ハイリスク妊婦外来,妊娠高血圧症候群

連絡先

TEL
外線 : 0561-62-3311(代表)
内線 : 36400 32産婦人科外来受付(08:30 - 11:30)

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