〒480-1195 愛知県長久手市岩作雁又1番地1

内科系を中心とする幅広い領域で地域医療に貢献します
馬場 研二 (ババ ケンジ)
メディカルクリニック長 平成30年2月1日就任
外来担当日 | 月・水・金 |
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専門領域 |
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認定医・専門医 |
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大学病院で豊富な実績のある専門医が診療
愛知医科大学メディカルクリニックは,1983年に開設された,外来の患者さんの診療を中心に行う施設です。現在は,消化管内科,呼吸器・アレルギー内科,糖尿病内科,循環器内科をはじめとする内科系全般の診療を中心に,耳鼻咽喉科,皮膚科,眼科の診療にも対応しています。診療を行う医師は,大学病院に勤務する専門医です。外来専門施設ですが,毎日多くの診療科において,高度な技術と豊富な知識を備えたベテランの専門医が揃って診療を行う点が大きなポイントです。検査についても,立体像構成も可能なマルチスライスCTの他,心肺機能や聴力検査,脳波検査などでも,大学病院と同じ専門性の高い検査機能を有しており,難しい病態の診断も可能です。そういったことを地域の方々に知っていただき,何か困った時には気軽に相談に来ていただけるように,毎月1回,患者さん向けの講演会を開催しています。また,こうした複数の診療科がすべて同じフロアで診療を行っているのも当クリニックの特長です。患者さんの身体への負担が少ない優しいつくりになっています。
呼吸器内科への尽きることのない興味
私の専門は呼吸器内科です。私が医学部を卒業した頃は,循環器内科や消化器内科に人気がありました。私は逆に,皆があまり行かない領域へ行こうと思っていました。当時の呼吸器診療は,内視鏡を行う件数も極めて少なく,地味さが際立っていました。しかし呼吸器診療は,感染症,重症呼吸管理,免疫・アレルギー,悪性腫瘍,といったあらゆる疾病や病態に関わるとても幅広いものであると研修医の時に感じました。さらに呼吸器の症状には,喘息発作やCOPDの急性増悪などで呼吸困難を伴うことが多く,これが実際の治療によって速やかに症状が改善すると患者さんからはとても喜ばれました。こうした駆け出しの頃の経験が呼吸器科医としてやっていこうと決めた理由です。30年以上経った今でもその感覚は変わらず,呼吸器病学の大いなる進歩とともにその興味はますます深くなっています。
学歴・職歴等
1975年 | 東海高等学校卒業 名古屋大学医学部入学 |
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1981年 | 名古屋大学医学部卒業 医師免許取得 医師実地研修(大垣市民病院常勤嘱託医) |
1982年 | 名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了 |
1986年 | 医学博士学位取得(名古屋大学) 名古屋大学医学部研究生(第2内科学講座) 外国留学(アメリカ,ペンシルベニア大学医学部生理学教室 Postdoctoral Researcher) |
1988年 | 愛知医科大学医学部内科学第3講座 助手 |
1989年 | 愛知医科大学医学部内科学第3講座 講師 |
2001年 | 愛知医科大学病院 副部長(呼吸器・アレルギー内科) |
2004年 | 愛知医科大学医学部内科学講座 助教授(呼吸器・アレルギー内科) |
2007年 | 愛知医科大学医学部内科学講座 准教授(呼吸器・アレルギー内科) |
2009年 | 愛知医科大学医学部内科学講座 教授(特任)(呼吸器・アレルギー内科) |
2012年 | 愛知医科大学メディカルクリニック クリニック長・教授(特任) |
2018年 | 愛知医科大学メディカルクリニック クリニック長・教授 |
フォトアルバム




インタビュー
座右の銘は?
「一期一会」です。外来の患者さんは1回の診療で終わることがありますし,継続して来院されるとしても,患者さんが1回1回安心感や満足感を得られるような丁寧な診療をしていかなければいけないという意味で大切にしている言葉です。
患者さんへのメッセージをお願いします
地域に根付いた診療クリニックとして,健康相談的なことでも構いませんので気軽に利用していただきたいです。名称に愛知医科大学とついているので,診察には紹介状が必要と思ってしまうかもしれませんが,一切不要です。一般的なクリニックと同じ感覚でご利用いただければと思います。