輸血について

輸血によりウイルス肝炎などに罹ることもあると聞きました。輸血による感染症のリスクを教えてください?

日本の輸血製剤は,肝炎ウイルス,エイズウイルスの核酸増幅検査(NAT)を世界に先駆けて実施するなど,世界中で最も安全な輸血製剤の一つです。2014年8月からはさらに安全性を高めるために「個別NAT」が導入されました。しかし,NATなど出来得る限りの検査を行ったとしても,残念ながら全ての輸血感染症を防ぐことが出来ないのが現状です。万が一,輸血によりウイルス肝炎などに罹ってしまった場合は,医療費などを救済給付する制度もあります。

2014年から2017年の輸血後肝炎などの発生頻度と(理論的なリスク)

  • 輸血後B型肝炎は,年間0.5例程度(74万輸血に1件)
  • 輸血後C型肝炎に関しては,4年間発症症例なし(2300万輸血に1件)
  • 輸血後エイズに関しては,4年間発症症例なし(8400万輸血に1件)

(2014-2017年の日本赤十字社集計より)