継続看護相談

よくあるご質問

介護はどのようにすればよいですか?

保清方法,排泄方法,食事介助方法,安楽な体位,体位変換方法,移動方法,福祉住環境の調整について説明いたします。

保清方法

保清は感染予防・血液循環の促進・筋・関節こう縮の予防などを目的に行われています。なりよりも保清は爽快感を与えスキンシップを通してコミュニケーションを持つことのできる大切な援助です。

しかし,入浴介助,洗髪介助は介護者にとって大きな負担になります。介護者の負担を最小限にできるよう病棟看護師と共にご指導いたします。

排泄援助方法

自分で排泄行為ができない事は人間の自信と誇りを奪う一方介護者にとっても介護負担を大きくする原因となります。

身体の障害に則した介助方法や福祉用具の利用方法をご本人,介護者と共に検討していきます。

食事介助方法

退院後十分な管理ができるよう入院中より病棟看護師,認定看護師とともに,ご本人に合わせた食事形態,姿勢,摂取方法などご指導いたします。

安楽な体位,体位変換,移動方法

何らかの原因で自力で安楽な体位がとれない場合褥瘡の出現,筋・関節こう縮などの原因になります。また体位変換や移動介助は介護者にとって大きな負担のひとつです。

もっとも安楽かつ身体への負担が少ない状態で寝られる方法や介護者の身体に負担がかからない体位変換や移動介助方法をリハビリテーションチーム,病棟看護師と連携をとりながらご指導いたします。

また福祉用具の選択や利用方法をご指導いたします。

福祉住環境の調整

在宅療養される場合,人的・物的・経済面の調整がQOLに大きく影響します。介護保険の利用や社会資源を活用しご本人,介護者の負担を考慮した生活維持の援助をいたします。