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甲状腺眼症の新薬「テッペーザ」について眼形成・眼窩・涙道外科の高橋靖弘教授(特任)がコメントしました

新聞

2025.08.06

まぶたの腫れや眼球突出などを引き起こし、重症化すると視力低下や失明の恐れもある「甲状腺眼症」に対し、2024年11月に新たな治療薬「テプロツムマブ(商品名:テッペーザ)」が登場しました。
本薬剤は、自己抗体の働きを抑制することで炎症の根本を抑える新しい作用機序を持ち、迅速な効果が期待できます。
当院眼形成・眼窩・涙道外科では、既に本治療を導入しており、高橋靖弘特任教授がその効果と注意点について、中日新聞の誌面でコメントしています。副作用や費用負担といった課題はあるものの、早期治療により高い効果が見込まれます。目の違和感や視力低下などの症状がある方は、早めのご相談をおすすめします。
なお、当日の予約もしくは事前の受診連絡がない患者さんに関しては,紹介状持参の有無に関わらず,疾患緊急度と外来の混雑状況を考慮した上で,受診当日の診察をお断りする場合があります。

参考リンク:中日新聞(学外サイト)