褥瘡対策チーム

褥瘡対策チームとは

褥瘡(じょくそう)とは一般的に「床ずれ」と言われています。

褥瘡は身体の一部分に圧力が加わって,血流障害が生じ,皮膚組織が損傷した状態です。発生しやすい部位は骨が突出した部位です。臀部(仙骨部),腰部(坐骨部),踵などは特に注意する必要があります。

褥瘡対策チームは医師,看護師,薬剤師,管理栄養士,理学療法士等の多職種によって構成され,各専門分野がアプローチを行い,総合的な褥瘡発生防止策を検討しています。

対策として除圧(体位変換,体圧分散,摩擦・ずれの防止),スキンケア,栄養管理等を行っています。

主な活動内容

平成23年度

  1. 褥瘡対策チーム会議(月1回)
  2. 褥瘡回診(病棟カンファレンス)(月2回)
  3. 褥瘡予防技術講座(年7回)
  4. 褥瘡チーム協力者会議(月1回)

    【協力者活動】

    • 各部署の褥瘡防止対策の立案
    • 体圧分散マットレス劣化調査
    • 褥瘡予防病棟ラウンド

メンバー構成

職名 人数
医師 4名
看護師 5名
薬剤士 1名
管理栄養士 1名
理学療法師 1名
事務 1名

褥瘡管理者

職名 人数
皮膚・排泄ケア認定看護師 2名

褥瘡管理者は褥瘡予防・管理が困難で重点的な褥瘡ケアが必要な患者さんに対して,適切な褥瘡予防・治療計画に基づき,総合的な褥瘡対策を行っています。