肥満症手術外来のご案内

当院の特徴(愛知医大肥満症治療チーム)

高度肥満症の患者さんの全人的(Bi0-psycho-social)治療をめざしています

高度肥満症はひとりではなかなか治りにくい病気です。患者さんの多くは、身体面以外も様々な問題を抱え、その結果、食べることをやめられないという食生活の悪循環におちいっています。愛知医大ならではの肥満に関連する専門家が総力を結集し、患者さんの気持ちに寄り添いながら、最適で安全な治療(手術やそれ以外の治療)を提案しています。また、手術を受けられた患者さんには、術後も身体面だけでなく、心理面、社会面(図1)からもサポートできるように努力しています。

図1

愛知医大肥満症治療チームメンバー

  • 麻酔科:佐藤祐子・藤原祥裕病院長
  • 糖尿病内科:近藤正樹・中村二郎部長
  • 消化管内科:土方康孝・春日井邦夫部長
  • 肝胆膵内科:角田圭雄・米田政志部長
  • 循環器内科:高島浩明・天野哲也部長
  • 睡眠科:星野哲朗・篠邉龍二郎部長
  • 精神神経科:リエゾンチーム・兼本浩祐部長
  • 消化器外科:齊藤卓也・倉橋真太郎・佐野力部長
  • 運動療育センター:牛田享宏センター長
  • 栄養サポートチーム:森直治チェアマン

図2

これまでに来院された患者さんと手術件数

現在までに、106名の患者さんが来院され、43名の方が手術を受けられました。

表1

BMIと肥満度

肥満症はいろいろな病気(糖尿病、高血圧、心臓病、睡眠時無呼吸症候群、高脂血症、脂肪肝など)の発症や増悪の原因になり、うつ病やがん発症の関連も報告されています。BMI(Body Mass Index)という肥満度の指標が高いほど(25以上)死亡率があがるのはほぼ間違いないとされています。(表2)

表2

当院で肥満治療をうけることができる方

  • 20歳-65歳の方
  • BMI30以上の方
  • 肥満に起因する合併症がある方
  • 内科治療を行ったが効果が無かった方


なお、腹腔鏡下スリープ状胃切除術は、以下すべてに該当する方は保険適応となります

<BMI35以上の場合>
・6ヶ月以上内科的治療を継続している
・糖尿病、脂質異常症、高血圧、睡眠時無呼吸症候群のいずれかを合併している

<BMI32.5~34.9の場合>
・6ヶ月以上の内科的治療を継続している
・糖尿病を合併しており、ヘモグロビンA1cが8.4%以上
・高血圧症※1、脂質異常症※2、睡眠時無呼吸症候群※3 のうち、1つ以上を合併している
​※1 降圧剤による薬物治療を6ヶ月以上行っても管理が困難(収縮期血圧160mmHg以上)なものに限る
※2 薬物治療を6ヶ月以上行っても管理が困難(LDL-C140mg/dL以上またはnon-HDL-C170mg/dL以上)なものに限る
※3 AHI30以上の重症のものに限る

患者会について

当院では肥満減量手術を受けたあるいは受ける予定の患者さんを対象に患者会を開催しています。患者会の目的は、患者さんがお互いの体験や知恵を分かちあい、健康な生活習慣の実践を支え合うためにおこなうものです(次回は、2021年8月か9月に開催予定:ZOOMを使ったオンライン開催を予定。状況によっては中止・変更があります。詳細は下記問い合わせ先までご連絡ください)。




問い合わせ先

消化器外科(31番)外来 担当:齊藤卓也 (毎週木曜:AM9:00-15:00)