地域看護学領域

博士後期課程では，地域看護学領域における研究の動向を国内外の文献検討の精読を通して把握するとともに，自らの研究課題に関わる概念分析を実施し，研究課題を明確化して，研究計画の立案・実施に取り組んでほしいと思っています。特にDNPコースでは，自組織の分析をもとに，実践の質向上・組織変革に必要なプロジェクトの実装戦略を策定し，自立して実践していきましょう。

地域看護学領域では，自立した看護研究者および高度看護実践者の育成をめざしています。看護学の研究者として，看護実践・看護学の専門性を希求し，組織や社会の変革を可能にする能力を身につけていきましょう。また，多様な院生や教員とコミュニケーシ ョンをとる中で，看護学の理解の幅の拡がりや深みが増し，新たな価値やビジョンを創造する機会になることを期待しています。

地域看護学の教員は，県内の健康日本21計画策定の委員や住民組織への支援および県内外の保健師への研修会講師等に積極的に取り組んでいます。各教員ともバックグラウンドの強みを活かし，実践の場であるフィールドを大切にした看護研究を進めています。