愛知医科大学におけるカスタマーハラスメントに対する基本方針

1 はじめに

 学校法人愛知医科大学(以下「本学」という)は、教育・研究・診療すべての場において教職員が、安全かつ快適に職務に従事することができる環境を確保することが重要であると考えています。
 近年、大学や医療機関において、教職員に対する不当な要求や暴言など、いわゆるカスタマーハラスメントが社会問題となっており、教職員の就業環境や教育研究活動に深刻な影響を及ぼしており、このような状況を踏まえ、本学では、教職員の心身の健康と職場環境の保全を目的として、「カスタマーハラスメントに対する基本方針」を策定しました。
 本学は、本方針に基づき、すべての教職員を守り、健全な職場環境及び教育研究環境の維持及び向上に努めてまいります。

2 本学におけるカスタマーハラスメントの定義

 本学におけるカスタマーハラスメントとは、本学の業務に関連して行われる
①教職員以外の者による教職員に対する言動であって、
②教職員が従事する業務の性質その他の事情に照らして社会通念上許容される範囲を超えたものにより、
③教職員の就業環境が害されるもの

 以上①~③の要素をすべて満たすものと定義します。

3 本学におけるカスタマーハラスメントに該当する行為の例

 以下は例示であり、これらに限られるものではありません。

【言動の内容が社会通念上許容される範囲を超えるもの】

  • そもそも要求に妥当性がない又は本学の業務と関係のない要求
  • 契約等により想定しているサービスを著しく超える要求
  • 対応が著しく困難な又は対応が不可能な要求

【手段や態様が社会通念上許容される範囲を超えるもの】

  • 身体的な攻撃(暴行、傷害等)
  • 精神的な攻撃(脅迫、中傷、名誉毀損、侮辱、暴言、土下座の強要等)
  • 威圧的な言動
  • 継続的、執拗な言動
  • 拘束的な言動(不退去、居座り、監禁)

4 本学におけるカスタマーハラスメントへの対応

 本学がカスタマーハラスメントに該当すると判断した場合、原則、以後の対応をお断りします。また、悪質と判断した場合には、弁護士、警察等のしかるべき機関と連携し、厳正に対処します。
 発生したカスタマーハラスメントの事案については、事実関係を迅速かつ正確に確認し、原因の究明に努め、再発防止に向けた措置を講じます。

5 相談への対応、相談者等の保護、再発防止への対応

 教職員からの相談は職員相談窓口が速やかに確認し、必要に応じて監査室、その他関係部署と連携のうえ、事実確認を行います。調査に当たっては、相談者、相手方、関係者への聞き取り等を実施し、公平かつ中立に対応するとともに、被害を受けた教職員には適切なケアを行います。
 なお、相談者等のプライバシーを保護するために必要な措置を講じるとともに、相談したことを理由として不利益な取扱いをすることはありません。
 また、教職員が加害者とならないよう、必要に応じて教育及び啓発を行います。

2026年10月1日