看護学研究科

大学院看護学研究科セミナーを開催しました【日本のナース・プラクティショナー(仮称)の将来を考える】

2019.08.22

令和元年8月3日(土)14時から愛知医科大学たちばなホールにおいて,愛知医科大学大学院看護学研究科セミナー「日本のナース・プラクティショナー(仮称)の将来を考える」を開催しました。

第1部では,日本看護協会常任理事の井本寛子氏に,「ナース・プラクティショナー(仮称)制度創設に向けた日本看護協会の考え方と取り組み」としてご講演をいただきました。井本氏には,日本の高齢化と医療の高度化が進む中で,診療看護師(NP)や看護師特定行為研修により看護師の役割拡大が進んでいるが,愛知医科大学病院も参加した診療看護師(NP)の活動成果によるエビデンス構築のパイロット事業の結果も踏まえて,現行の制度化では対応できないニーズがあることに触れ,国際標準のナース・プラクティショナー(仮称)を目指した新たな制度創設の必要性についてご講演をいただきました。

第2部のシンポジウムでは,「日本のナース・プラクティショナー(仮称)の将来」として,当事者である方々から問題提起をしていただき,参加者の皆様とディスカッションしました。実践者の立場から,プライマリケア領域の診療看護師(NP)の中山弘子氏,クリティカルケア領域の診療看護師(NP)の加藤美奈子氏には,より制度化を進めることによって,人々の医療と看護のニーズに対応できる現状があることを,実践事例を踏まえてお話いただきました。
また,日本NP学会理事長の福永ヒトミ氏には学会の立場から,大分県立看護科学大学診療看護師(NP)養成課程教授・日本NP教育大学院協議会理事の小野美喜氏には教育機関の立場から,現在の診療看護師(NP)の成果の公表と新たな制度化に向けた課題を明確にする必要性について,お話いただきました。ディスカッションでは,日本看護協会常任理事の井本氏,日本看護協会常任理事時代に看護師特定行為研修創設に関わっていた前愛知医科大学看護学部教授の松月みどり氏にも加わっていただき,参加者の皆様と活発な意見交換を行うことができました。

7月には,日本看護協会から厚生労働大臣へ,ナース・プラクティショナー(仮称)制度の必要性について要望書が提出されたこともあり,新たな制度の構築を目指すために貴重な情報交換と議論ができたセミナーとなりました。

当日の模様


受付


研究科長挨拶


第1部座長:松月みどり教授


井本寛子氏(日本看護協会 常任理事)講演


第1部質疑応答


第2部座長:阿部惠子教授・井上里恵看護部長


中山法子氏(防府消化器病センター)


加藤美奈子氏(名古屋医療センター)


福永ヒトミ氏(日本NP学会理事長)


小野美喜氏(大分県立看護科学大学教授)


シンポジウム質疑応答

関連リンク

お問い合わせ先

    看護学研究科臨床実践看護学領域 教授 阿部 恵子,泉 雅之
    看護学部教学課 野々・後藤
    TEL:0561-61-1827[直通]
    E-mail:gakumu@aichi-med-u.ac.jp