お知らせ

ハイスペックな遺伝子スイッチの制御を可能にする新規ベクターシステムの開発に関する研究成果について

2023.02.01

愛知医科大学総合医学研究機構動物実験部門の松下夏樹准教授,福島県立医科大学の加藤成樹准教授,小林和人教授らの研究グループは,Cre組み換え酵素に依存する遺伝子スイッチを高精度に制御する新しいアデノ随伴ウイルスベクターシステムの開発に成功しました。今回開発された新技術は,医学・生命科学研究において,特定の細胞種や神経回路を標的にして,選択的な遺伝子発現を高精度にコントロールするための強力な実験手法を提供します。将来的に神経・精神疾患の遺伝子治療戦略につながる可能性があります。
本研究の成果は,「Cell Reports Methods」(2023年2月27日号)に掲載されるのに先立って,電子版(2023年1月18日)に掲載されました。
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