お知らせ

大学院看護学研究科特別講義にて東京大学大学院医学系研究科教授・山本則子先生が講演されました

2022.10.27

令和4年10月15日(土)午後1時30分から,東京大学大学院医学系研究科高齢者在宅長期ケア看護学教授の山本則子先生をお招きし,「ケアの意味をみつめる事例研究」のテーマで,オンラインによる大学院特別講義を開催しました。

看護という対人援助実践の知を創り共有するためには,事例研究でなければならないこと,実践知をことばにすること,そのことばは,語り合いから,看護行為の「意味」「キモ」「コツ」を端的に示すことば=「キャッチコピー」をつけ,生き生きと記述していくことが必要であることをお話しいただきました。さらに,事例研究の学術性等の見解をお話しいただきました。

参加者からは,「事例研究は難しく,自己満足になりやすいというイメージでしたが,自分の看護を振り返る大切さと他の看護職の看護を変える可能性があるという事から,取り組んでみたいと思いました」,「言語化できていないかもしれない看護実践の体験を,言語化し学術的に残していく意味を感じました」などの意見が聞かれました。『私たちの看護実践をことばにしたい!』と心から思える講義でした。




当日の模様


山本先生講演


質疑応答


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