お知らせ

大学院看護学研究科特別講義にて大阪大学人間科学研究科 教授・村上靖彦先生が講演されました

2021.02.18

令和3年2月13日(土)午後1時30分から,大阪大学人間科学研究科教授の村上靖彦先生をお招きし,「看護と〈居る〉を支える ~現象学でほどいていく看護師の語り~」というテーマで,オンラインによる大学院特別講義を開催しました。
村上先生は現象学的な質的研究をご専門とされ,これまで看護師へのインタビューをもとに『摘便とお花見』『在宅無限大: 訪問看護師がみた生と死』『現象学でよみとく専門看護師のコンピテンシー』など多数の現象学的著作を出版されています。今回は現在分析中の語りも織り交ぜながら,〈居る〉を支えるということの諸相について,ケアが生み出す側面,身体の存在がかかわる側面,社会が生み出す側面などをお話しくださいました。
今回の講義には184名の参加があり,看護だけでなく他の専門領域からもご参加くださいました。参加者からは,「現象学に基づいたわかりやすい講義の中で改めてケアの意味を考えることができました」「人が人としてその存在を認められることの重要性を改めて理解いたしました」等の感想が寄せられました。




当日の模様


司会:心光教授


特別講義:村上先生


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お問い合わせ先

看護学研究科精神看護学領域 教授 心光世津子
看護学部教学課 野々,後藤
TEL:0561-61-1827[直通]
E-mail:gakumu@aichi-med-u.ac.jp