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大学院看護学研究科特別講義にて帝京平成大学ヒューマンケア学部看護学科教授・北川明先生が講演されました
2019.07.10
令和元年6月15日(土)大学本館302講義室において,帝京平成大学ヒューマンケア学部看護学科教授の北川明先生をお招きし,「学修成果を把握するルーブリック評価の活用」というテーマで大学院特別講義を開催しました。
教育の質を保証する要である学修成果の可視化は,教育改革の要とも言われています。公平・客観的であり,学生と教員が成果を共有できるルーブリック評価は,学修の達成水準が明確になることにより,テスト法では困難な思考・判断・技能・表現等の学生の示したパフォーマンスを基にして,学修活動の自己評価・相互評価などに有効であるとされています。
本講義では,ルーブリック評価の基本的な考え方から作成方法,多様な展開方法,実例についてご講演いただきました。受講された方からは,「学生の評価について,いつも悩みながら評価しているので,客観的でとても良い評価方法を知り,これから取り入れていきたい」「どのような学生を育てたいのかを各教員が共通理解できるよう話し合い,詳細に考えていくことが必要であること,単なる言葉の組み合わせではないことがよくわかりました」という感想があり,即教育実践に活かすことのできる講義でした。ルーブリック評価にしたところで学力を測る難しさから逃れられることはありませんが,少なくとも教員による評価のばらつきを抑え,学生の自己評価力を養い,時に第三者とも共有可能な評価方法として,検討し,取り組むことには意義が高い,と感じる貴重な講演となりました。
当日の模様
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