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看護学部在学生インタビュー:病院アルバイトで見つけた“なりたい看護師”の姿

2025.06.27

現場に触れるアルバイト―看護を“体感”できる学びの場

-愛知医科大学病院でのアルバイトについて教えてください。

愛知医科大学では,実習だけでなく病院でアルバイトをすることができます。
実際の看護師さんの働く姿を間近で見ることができたり,夜間の病棟の雰囲気に触れたりと,普段の講義や実習だけでは得られない経験ができます。業務を通じて,患者さんや医療スタッフと関わる機会もあり,看護の現場を早い段階から意識することができるのが特徴です。

理想の看護師像が“具体的”になった瞬間

-病院アルバイトを通して,どんなことがよかったですか?

病棟での看護師の働く様子を,実習以外でリアルに見ることができたことで,自分の理想とする看護師像をより具体的に思い描けるようになりました。
また,実際の業務を知り,補助を通じて,看護の大変さや現実,そして倫理観についても深く考えるきっかけになりました。病院アルバイトの経験は,学内のレポートにも活かすことができました。さらに,実習の際には病棟の構造や流れを把握していることで,スムーズに動くことができています。アルバイトとして慣れた場所であることから,実習中も緊張が和らぎ,落ち着いて取り組むことができました。

はじめは戸惑いも。でも乗り越えたからこその今

-アルバイトで大変だったことはありますか?

私自身,大学から自宅まで距離があるため,アルバイト後に帰宅すると夜遅くなることが一番つらかったです。
始めたばかりの頃は,業務内容や看護師の仕事を十分に理解しておらず,自分が何をすれば良いのか分からず戸惑うこともありました。しかし,回数を重ねることで次第に慣れ,先輩方や看護師さんのサポートもあり,今では大変さよりも楽しさを感じながら働けています。

現場でしか得られない,看護師としての“視点”

-病院アルバイトで身についたことはありますか?

看護師としての倫理観と,患者さんとのコミュニケーションの取り方が身につきました。
病院という現場で,看護の現実を自分の目で見ることで,さまざまな患者さんと出会い,「自分が看護師だったらどう関わるか」を考えるきっかけになりました。その経験はコミュニケーションの場面にも活かされ,看護の個別性についてもより深く考えるようになったと感じています。

言葉にならない思いに気づける看護師へ

-今後はどのような看護師になりたいですか。

患者さんの個別性に寄り添い,その真意に気づける看護師になりたいです。
病態やケアの方法だけでなく,一人ひとりの性格や考え方の違いを大切にし,患者さんが表に出していない思いにも気づけるような看護を提供したいと考えています。

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