お知らせ

　本学の上田龍三名誉教授（名古屋大学大学院医学系研究科特任教授）が，令和6年12月12日（木）開催の日本学士院第1,184回総会において，日本学士院新会員（第2部自然科学部門，第7分科（医学・薬学・歯学））として選定されました。
　同院は，学術の発達に寄与するための必要な事業を行うことを目的として文部科学省に設置された，学術上功績顕著な科学者を優遇するための機関です。会員は，学術の功績が優れた科学者から選定され，終身任期の国家公務員特別職の身分が付与されます。
　上田名誉教授の専門は，内科学・臨床腫瘍学・血液腫瘍学です。主要な学術上の業績としましては，成人T細胞白血病・リンパ腫（ATLL）に対する画期的な日本初の抗がん抗体医薬の開発研究に成功したのみならず，長年に亘り，がんの基礎研究成果を臨床に導入する「がんトランスレーショナル・リサーチ（TR）」の発展に貢献されました。

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