総合診療医学講座

本学の総合診療科は2004年に開設され,地域や大学病院のニーズに応えられる診療科を目指して取り組んできました。新病院開院時には大学病院における総合診療の充実と診療の効率化,プライマリケア教育の実践の場としてプライマリケアセンターを開設し運用してきました。2022年4月からは総合診療医学講座となり,診療はもとより教育,研究についてもさらなる努力を重ねて行きます。

教育方針

卒前教育では,症候学・診断学の講義やクリニカルクラークシップを通して,総合的医療,全人的医療を実践するために必要な基礎的臨床能力の修得を目標としています。卒後の初期研修においては,プライマリケアセンターでの外来研修を通して幅広い診療能力の向上とジェネラルマインドを持った医師の育成を目指しています。専門医研修では,専門医プログラムの基幹施設として総合診療専門医の育成も行っています。

活動・研究内容

「大学病院における総合診療の在り方と役割」を講座としての共通の研究課題としています。加えてスタッフ各々のサブスペシャリティを生かし,循環器病学,消化器病学,腎臓病学に関する研究にも力を入れています。日本プライマリケア連合学会,日本内科学会,日本病院総合診療医学会,日本循環器病学会,日本消化器病学会などでの学会発表も積極的に行い,研修医や学生にも発表の機会を与えています。

スタッフ紹介

研究業績については,研究者データベースをご覧ください。

氏名 職名 専門分野
前川 正人 教授 総合診療医学,循環器病学
脇田 嘉登 教授(特任) 総合診療医学,循環器病学
宇佐美 潤 准教授 総合診療医学,腎臓病学
山本 さゆり 准教授(特任) 総合診療医学,消化器病学
泉 順子 講師 総合診療医学,消化器病学
濱野 浩一 助教 総合診療医学,消化器病学
猪狩 裕紀 助教(専修医) 総合診療医学

研究テーマ

氏名 研究テーマ
前川 正人
  • 大学病院における総合診療の在り方と役割
  • 自律神経機能障害の病態
  • 循環器疾患と睡眠との関連
脇田 嘉登
  • 大学病院における総合診療の在り方と役割
  • Agingと自律神経機能,臓器障害連関
  • 高齢者医療
宇佐美 潤
  • 大学病院における総合診療の在り方と役割
  • 難治性腎臓病の診断と治療
山本 さゆり
  • 大学病院における総合診療の在り方と役割
  • 過敏性腸症候群,慢性便秘などのストレス関連疾患の病態
泉 順子
  • 大学病院における総合診療の在り方と役割
濱野 浩一
  • 大学病院における総合診療の在り方と役割
  • 経口膵石溶解療法

キーワード

総合診療,プライマリケアセンター,総合診療専門医プログラム

関連リンク


連絡先

TEL
外線:0561-62-3311(代表)
内線:23470
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0561-62-4651
E-mail
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