動物実験部門

1973年(昭和48年)8月,本学医学部の附属施設として設置された動物実験センターは,2010年4月に総合医学研究機構の動物実験部門として改組されるまで,医学研究や教育の上で不可欠な動物実験施設としてその規模を徐々に拡大してきました。しかしながら,生命工学の発達に伴う遺伝子組換え動物の利用拡大と同時に,動物福祉に関する社会の関心の高まりから,大学や研究機関で行われる動物実験はさらに大きな責任を負うことになりました。動物実験に関する新たな技術などの導入と同時に,動物の福祉に配慮した実験の推進という,相反する課題を両立させるために,大学・研究機関に対して自主規制の強化が求められています。当施設では,法的あるいは経済的な制約に対応しながら,利用し易い動物実験を行う環境を整備し,飼育支援を提供しますので是非活用してください。

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