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看護学部在学生インタビュー:患者さんの笑顔に支えられて~実習で得た気づきと成長~
2025.04.22

病院とともに歩む学生生活が将来を形作る
-愛知医科大学看護学部に入学したきっかけ・理由を教えてください。
大学のそばに病院があることで,自分の看護師としての将来像や職場を意識しやすいと考えたことが入学のきっかけです。日々の学生生活の中で看護服を着た看護師の姿を見ることで,自分も将来このようになりたいという思いが勉強や実習へのモチベーションにつながっています。
患者さんの笑顔に支えられた実習の日々
-実習ではどのような経験をしましたか。印象的な内容を教えてください。
入院という非日常を過ごしている患者さんに対し,ケアや観察,コミュニケーションを通じて不安を軽減し,身体的な安楽を提供できた際に笑顔やお礼をいただけたことがとても嬉しい経験でした。
また,看護師の仕事は,患者さんの病気を観察したりケアをするだけでなく,患者さんが日常生活に気持ちよく戻れるように,生活環境を整える支援を行うことだと実感しました。これを実際に経験したことで,看護の役割がより広範囲であると強く感じました。
看護の本質を学び,患者を生活に戻す支援へ
-実習での経験を通じて学んだことを教えてください。
ケアや観察は一言で言えば簡単ですが,実際に行う際には患者さんの不安をどう軽減するか,どのように患者さんの希望に沿うかを悩みながら計画し,努力を重ねて実施する行為だと実感しました。その結果,患者さんの笑顔や感謝を受けたとき,その行為に込めた努力が報われるような喜びを感じました。
また,患者さんの生活は病院で完結せず,自分の生活に戻った後も病気と付き合いながら生活を続けることを理解しました。入院期間中の看護は,患者さんが退院後も安全に過ごせるよう支えるために重要であると学びました。
学生時代から現場を知ることの重要性
-愛知医科大学病院での実習で良かった点はありましたか?
身近に現場を感じられることが大きな特徴だと感じています。さらに,将来愛知医科大学病院で働きたいと考えている私にとって,学生の間から就職を希望する現場の雰囲気や看護の流れを理解できる点が印象的でした。新しい環境では誰でも緊張しますが,学生のうちからその環境に少しずつ慣れることで,自分の力をより発揮できると実感しました。
患者さんに寄り添い,信頼される看護師へ
-将来は,どのような看護職者になりたいと考えていますか?
患者さんに「あなたが看護師として担当してくれてよかった」と思っていただけるような看護職者になりたいです。それは,ただ優しく対応するだけではなく,患者さんの病への不安や将来の不安を軽減し,傾聴や介入,日々の観察を通じて支援を行うことだと考えています。患者さんが元気に生活へ戻れるよう,確かな看護を提供できる看護職者を目指しています。