お知らせ

「長久手市希望の会」にて勉強会を実施しました

2024.05.23

「長久手市希望の会」は,長久手市内のボランティア団体として登録されている障がいを持つ方とその親の会です。地域社会とも密接に関わり合い,実社会にとけこむことができるように障がい児(者)を育てることを目指して活動されており,昨今の震災の状況から災害時の避難や対策等への不安や関心を持たれています。
令和6年5月9日(木)に「災害時の備え~トイレに困らないために~」をテーマに,地域連携・支援部門の部門員が講師となって勉強会を開催しました。能登半島地震のボランティア活動での経験をもとに,災害による断水時のトイレの使い方や,トイレに困らないための備えを一緒に考えました。また,凝固剤を使ったトイレの実際を再現し,体験していただきました。参加者16名のうち約半数が普段から災害時の備えとして自宅に凝固剤を備蓄されていましたが,実際に使用した経験はありませんでした。今回の体験を通して,「備蓄しているだけで大丈夫だと思っていた」「固めた後の感触や,家族分の量も良くわかった」「異なる環境になったときにも子どもが対応できるように一度自宅でやってみようと思う」等の声が聞かれました。平時の備えの大切さを学ぶ機会となりました。