お知らせ

令和5年度 看護実践研究センター 臨床倫理学習会を開催しました

2023.10.31

令和5年9月30日(土)に,臨床倫理学習会「実践できるアドバンス・ケア・プランニング~患者ののぞむ生き方を支えるために~」をオンラインで開催しました。中部地方を中心とした看護学生から経験豊かな看護職,146名の参加がありました。
講師には,アドバンス・ケア・プランニング(ACP)に関わる看護実践,研究,教育の第一線で活躍されている京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻先端基盤看護科学講座看護倫理学分野准教授の竹之内沙弥香氏を,昨年に引き続きお招きしました。
講義では,倫理の基本事項とインフォームド・コンセントが成立する要件を押さたうえで,意思決定支援における看護師の役割,ACPの定義とその課題が紐解かれました。そして,具体的な話し合いの進め方を,エビデンスを踏まえて紹介いただけました。
講義を通して,意思決定支援のプロセスとACPの理解を深めることができ,病を持つ患者との話し合いの手がかりを得ることができました。また,参加者が抱える事例についての意見がチャット機能を用いて数多く寄せられ,臨場感あふれる活発な質疑応答が行われました。 セミナー後のアンケートでは,「ACPの初心者にもわかりやすかった」「現場に即した,活かせる内容であった」「質問にその場で答えていただける時間が十分にあってよかった」等の感想が多数寄せられ,参加者の満足につながる会となったことがわかりました。

お問い合わせ先

看護学部附属看護実践研究センター
TEL:0561-63-1598[直通]
E-mail:kangoprc@aichi-med-u.ac.jp