痛み医療開発寄附講座

本講座では痛み診療の可視化:医療機器(携帯脳波計等)を用いたシステムの開発,超低侵襲の疼痛治療システムの開発:Neuromodulation技術(パルスラジオ波)を用いて関節痛・神経障害性・痛覚変調性疼痛に対する機器開発(実証試験,事業化)を進めます。また疼痛医療Dx:医療・介護AIロボット開発,外来・入院・遠隔医療での支援(LINE予約・AI問診),在宅デジタルセラピューティクス,レジストリ構築,AIエージェントの開発支援を行っています。

教育方針

長く続く痛みの苦しみに対して何ができるのか?生物学的な面および心理社会的な面から課題を抽出し,どのような対策ができるのかについて医療者・医学生に教育を行うと同時に,患者さん,市民に対しても理解を広めていきます。また,新規低侵襲医療機器やAIなど最新テクノロジーのイノベーション,同時に新しい時代にむけたHolisticな医療,統合医療と西洋医学の融合,社会的処方への理解も促進していきます。

活動・研究内容

超低侵襲の疼痛治療システム開発:難治性の神経障害性疼痛や脊椎疾患などに対して次世代型のパルスラジオ波を用いた治療開発を行ってきました。また痛み診療の可視化にむけて,携帯脳波計,自律神経機能を用いたシステムの開発を行っています。
疼痛医療Dx:慢性疼痛患者に対するAI問診,レジストリ構築,遠隔医療の支援,在宅用デジタルセラピューティクス,医療・介護AI ロボットの開発を,企業コンソーシアム,疼痛医学講座と連携してすすめていきたいと考えております。

スタッフ紹介

研究業績については,研究者データベースをご覧ください。

氏名 職名 専門分野
福井 聖 教授 疼痛医学

研究テーマ

氏名 研究テーマ
福井 聖
  • 慢性疼痛に対するパルスラジオ波を用いた最新低侵襲治療機器,治療法の開発,AIロボットによる医療介護者支援,AI問診,遠隔医療など医療Dxの開発,痛み診療の可視化,最新統合医療の機器,治療法の開発・普及

その他

もともとの医療を表す漢字は『毉』で,新しい時代ではHolisticな医療,統合医療と西洋医学の融合が望まれる医療の形と考えています。
AI最新テクノロジーのある暖かい未来医療を,コンソーシアムを中心に,関連する仲間みんなの力で共同創造していきたいと思っております。

キーワード

慢性疼痛,低侵襲治療,パルス高周波法,インターベンショナル治療,統合医療,脳機能画像,AI医療介護ロボット開発,AI問診,痛み診療の可視化

関連リンク


連絡先

TEL
0561-62-3311(23820)
E-mail
fukui.sei.639@mail.aichi-med-u.ac.jp