法医学講座

法医学とは,法律上問題となる医学的事項を検査,研究し法的解決に寄与することを目的とする学問です。法医実務としては解剖があり,診療関連死など臨床医学にも大いに関連する事項が多い分野です。中毒学研究に関しては法医実務に直接関係する機器分析法による,薬毒物微量分析を行っています。

教育方針

一般の臨床医として必要な,死体検案,死因,死後経過時間等の法医学的活動に必要な知識を習得することを目標として講義・実習を行っています。また,診療関連死,異状死,死因究明制度等,現在の日本で問題となっている事項に関する諸問題の認識を深めてもらえるよう教育を行っています。

活動・研究内容

法中毒学,特に薬毒物分析の理論と実際に関しての研究を行っています。具体的には,ガスクロマトグラフィー(GC),高速液体クロマトグラフィー(HPLC),GC/MS(質量分析),HPLC/MSなど研究に必要な各種分析法を用いて,薬毒物の生体試料からの分析,有機薬毒物代謝物の分析を行っています。また,診療関連死,死体検案,司法解剖等,法医実務に関わる諸問題の研究も行っています。

スタッフ紹介

研究業績については,研究者データベースをご覧ください。

氏名 職名
妹尾 洋 教授
小川 匡之 准教授
岩井 雅枝 助教
松尾 友仁 助教
星野 伸忠 助手
林 まり子 助手

研究テーマ

氏名 研究テーマ
妹尾 洋
  • 薬毒物微量分析
小川 匡之
  • 薬毒物微量分析
  • 法医鑑定に有用なバイオマーカーの探索
岩井 雅枝
  • 薬毒物微量分析
松尾 友仁
  • 薬毒物微量分析

キーワード

法中毒

連絡先

TEL
外線:0561-62-3311(代表)
内線:教授室 12268 / 教員室 12266 / 医局 12267 / 研究室 12311
FAX
0561-63-8120