生化学講座

本学の生化学講座では，ヒトの代謝学，遺伝学，分子病態学を中心に教育を展開し，研究面では癌の基礎的研究に基づいた臨床応用研究を目指しています。本講座は活気ある個性豊かな人材で構成されています。

教育方針

生化学の代謝学・遺伝学における基本的知識の習得を目的とするだけでなく，できる限り自ら考えることを学び，その結果，病態の分子基盤を常に意識し，エビデンスに基づいた医療を遂行できる医師の育成に努めています。

本講座の研究は，癌細胞を対象に細胞の増殖・分化・細胞死などの細胞運命決定の調節機構の分子的基盤を明らかにし，得られた知見をふまえて，21世紀の新しい研究領域である分子標的治療法を中心にした研究戦略により，臨床医学へと還元することを目的としています。

研究業績については，研究者データベースをご覧ください。

氏名	研究テーマ
細川　好孝	癌のゲノム研究・造血器腫瘍の分子生物学悪性胸膜中皮腫の分子生物学
小西　裕之	新しいゲノム編集技術の開発と癌遺伝子の機能解析
都築　忍	癌・造血器腫瘍の分子生物学・動物モデル
シバスンダラン・カルナン	癌のゲノム研究悪性胸膜中皮腫の分子生物学
兵頭　寿典	ゲノム編集技術CRISPR/Cas9システムの改良研究細胞分裂制御機構の解析と臨床応用研究
ビサス　ミットゥンジョイ	ゲノム編集技術CRISPR/Cas9システムの改良研究