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カフェインにより生じる約半日周期のリズムの発見について

ニュース

2025.07.23

カフェインによる時計遺伝子欠損無周期マウスでのリズム発振を発見しました。カフェイン投与により約12時間から24時間より長い周期にわたる活動リズムが出現しました。特に約12時間のリズムが安定していました。カフェインは脳内の睡眠物質であるアデノシンを阻害するためアデノシンの関与が考えられます。ヒトでの午後の眠気や昼寝には約12時間のリズムの存在が考えられているため今回の発見はこの現象の解明につながる可能性があります。また,カフェインは安全性の情報も多く睡眠医療への応用が期待できます。
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