職場紹介
看護師の役割拡大や専門性を発揮する場として、看護師や助産師が医師と連携し主体的に患者さんやその家族にかかわることを目指しています。その実践の場が、失禁ケアのための「さわやか体操」、ストーマケアの指導を行う「ストーマ外来」、妊婦さんのための「ママクリニック」と「母乳外来」、糖尿病の治療をしている患者さんを中心に足のケアに関する対応の「フットケア外来」です。
専門的な知識と技術を得た看護師が、問題の解決、症状の緩和、治療効果に貢献しています。現在、予約制で行っている看護外来は上記の4つの領域ですが、その他母乳相談(乳房トラブルケア、マッサージ)、リンパ浮腫指導(婦人科領域リンパ節郭清術後のケア・指導、乳腺リンパ郭清術後のケア・指導)、糖尿病相談(療養相談)、自己導尿指導、尿失禁指導、腹膜透析外来自己管理指導など専門的知識をもった看護師が指導を行っています。
人工肛門患者さんへのパウチ装着部の皮膚ケアや個々の適切な用具選定の相談、人工肛門装着による日々の生活に対する相談など精神的なケアを行っています。指導は皮膚・排泄ケア認定看護師が中心に月3回、外来で行っています。
当院通院中の妊婦さんへ、医師の定期健診とは別に随時行っています。妊娠中の不安に思っていることや、食事や運動など普段の日常生活を中心に保健指導を行っています。
当院出産後1ヵ月後の乳児検診を行っています。指導は病棟で出産後ケアに当たった助産師や看護師が直接行っています。出産等に立ち会った助産師や看護師に赤ちゃんの様子や子育ての悩みなどを直接相談できることは、母親にとって心強い味方になっています。
糖尿病患者さんを対象に、足病変発症・重症化予防を目的とした看護外来を週3日完全予約制で開設しています。糖尿病看護認定看護師、日本糖尿病療養指導士のフットケア専任スタッフが、糖尿病や足の状態に応じて、フットケアのサポートや日常ケアの提案、療養支援を行っています。