看護部の基本方針
- 患者さんの自己決定権を尊重します。
- チーム医療を推進し、専門職として安全で安心な質の高い看護を提供します。
- 患者さんを全人的に捉え、心のこもったあたたかみのある看護を提供します。
- 専門職として自己研鑽を重ねる自律した看護師を目指します。
また、互いの成長を支援します。 - 看護の立場から災害・救急医療の積極的な取り組みに参画します。
- 地域との連携を密にし、継続看護の充実及び地域医療に貢献します。
「誠意」「信頼」「責任」を基盤に、優しさと、心のかようふれ愛の看護を目指す
人間性を尊重した患者さん中心の看護の提供
安全・安心・安楽な看護の提供
副院長
看護部長
認定看護管理者
博士(看護学)
当院のスローガンは「Plus Ultra~創造する未来へ」です。これは、神聖ローマ皇帝カールⅤ世の座右の銘(さらに先へ、もっと前に)を引用したものです。「どんなことにも限界はない。常に努力を続けて100年後も新しい医療を創造できる大学病院でありたい」という思いが込められています。
このスローガンは私たち看護師にとっても、更に看護を発展させていくという大きな意味を持っています。
看護とは創造です。看護師は、患者さん一人ひとりに合った看護を創りあげていきます。患者さんが今どのような状態であるのか、どのような思いを持っているのか、どのような支援が必要なのか、看護師は知識・技術・経験を活かし看護実践を行います。また、患者さんに必要な医療チームの選択や他職種との連携など最適な医療サービスを受けていただくためのマネジメントも看護師の役割であり、それが患者さんの回復や満足に繋がることは看護の醍醐味でもあります。 私たちは、「誠意」「信頼」「責任」を基盤に、一人ひとりの患者さんに最適な看護を創り上げていける看護師でありたいと思います。
「元気ホスピタル~あなたを元気にする・私も元気になる~」。当院のもう一つのスローガンです。患者さんに元気になっていただくことは勿論のこと、看護師も専門性を発揮して生き生きと活躍できることが、「私も元気になる」ことだと思っています。
新人看護師を支える教育制度、愛知医科大学看護学部の看護実践研究センターと連携した各種研修制度、充実した院内教育制度を活用し、元気にキャリアアップしてください。「元気ホスピタル」でともに成長していきましょう。
看護部長を中心に5名の副部長で構成される看護部管理室
同室では看護師一人ひとりがやりがいをもって長く働ける環境づくりに取り組んでいます
教育のなかで大切にしていることは、目の前の患者さん一人ひとりに何が最善のケアかを考えて行動できる助産師・看護師の育成です。助産師・看護師個々の良いところを認め、大切に育て自律できるようにサポートすると同時に、ともに支え合う人間関係を基に教育を実践しています。「ともに学び、ともに成長していく」。そんな当院の新しい仲間に出会えることを楽しみにしています。
大学病院としての当院の特長のひとつに、看護学部の教員とコラボレートした看護師の育成があげられます。研究と臨床の間での人事交流も進んでいます。看護実践研究センターでは、認定看護師養成課程で学ぶことや、看護師として働きながら大学院へ進学することもできます。更に医学部、看護学部、臨床が協力したスキルスラボ構想も動き出すなど、これからも看護師のキャリア形成支援の充実を進めていきます。
私たちが目指しているのは、「明るく元気に働ける病院」。病棟では明るく元気な声が響いていますし、お互いが助け合う風土が培われています。また、保育施設、産前産後休暇、育児休業、育児短時間勤務、保育手当など子育て支援制度も充実しており、出産・育児などを通して長く働きたい方には最適の病院です。
当院では e-ラーニング、ナーシングスキルを導入し、看護手順を根拠に基づき整備して安全に看護を提供することができます。また、業務効率化、業務改善、業務の評価などにも積極的に取り組み患者満足度・看護師満足度の向上に努めていますので、ぜひ一緒に働きましょう。
大学病院なので時間に追われ、仕事が大変なのではと思う方もいるかもしれません。でも、決してそんなことはありません。確かに私たちは看護の質を追求しますが、だからこそ「心のかようふれ愛の看護」を目指しています。患者さんに、家族のように、自分の愛する人のように接する、その一瞬一瞬を大切にしています。そんな相手の立場に立った看護を実践したい方は、ぜひ私たちの扉をたたいてください。