〒444-2148 岡崎市仁木町字川越17番地33
概要
放射線室では、一般撮影、CT(コンピューター断層撮影)、MRI(磁気共鳴画像)、骨密度測定などの各種画像検査を行い、各診療科の診療を支援しています。
検査目的や病態に応じた適切な画像情報を提供し、患者さんが安心して検査や治療を受けられるよう努めています。
また、患者さんとのコミュニケーションを大切にし、安心・安全な医療の提供に取り組んでいます。
■メディカルセンター放射線室スタッフ(2026年6月現在)
診療放射線技師 9名
業務内容
一般撮影
一般撮影は、一般的に「レントゲン検査」と呼ばれる検査です。
X線を体に照射し、骨や関節、肺、心臓などの状態を画像として描出します。骨折や肺炎などの診断をはじめ、さまざまな疾患の診療に活用されています。
当院ではFlat Panel Detector (FPD)を導入しており、従来よりも少ない放射線量で、高画質な画像を撮影することが可能です。
一般撮影装置 |
Flat Panel Detector |
ポータブルX線装置 |
■注意事項
- 金属、プラスチック製品、カイロなどは画像に写り込み、診断の妨げとなる場合があります。
- 検査内容によっては、更衣やアクセサリー等の取り外しをお願いすることがあります。
- 妊娠中の方、または妊娠の可能性がある方は、検査前にお申し出ください。
骨密度測定検査(DEXA法)
骨密度測定検査では、骨の強さの指標となる骨密度(骨に含まれるカルシウムなどのミネラル量)を測定します。
この検査により、骨減少症や骨粗しょう症の診断を行うことができます。
骨減少症は、骨密度が正常値より低下している状態です。さらに骨密度が低下すると、骨がもろくなり骨折しやすくなる骨粗しょう症へ進行することがあります。
骨粗しょう症は自覚症状が少ないため、定期的に骨密度を測定し、経年変化を確認することが大切です。また、治療効果の判定にも活用されています。
検査はベッドに仰向けで寝ていただくだけで、痛みはなく、短時間で終了します。
当院では、骨粗しょう症診療ガイドラインで推奨されているDXA(デキサ)法により、腰椎や大腿骨の骨密度を測定しています。
骨密度測定装置 |
■検査時間
10分程度
■注意事項
- 金属類、プラスチック製品、カイロなどは画像に写り込み、診断の妨げとなる場合があります。
- 検査内容によっては、更衣やアクセサリー等の取り外しをお願いすることがあります。
- 妊娠中の方、または妊娠の可能性がある方は、検査前にお申し出ください。
透視検査
X線透視検査は、連続的にX線を照射し、体内の様子や身体の動きをリアルタイムに観察しながら行う検査です。
当院では、神経の近くに麻酔薬を注射して痛みを和らげる神経根ブロック、骨折や脱臼の整復、飲み込みの状態を確認する嚥下検査などに活用しています。
透視画像で体内の状態を確認しながら処置や検査を行うことで、より正確で安全な医療の提供につなげています。
透視装置 |
■注意事項
- 金属類、プラスチック製品、カイロなどは画像に写り込み、診断の妨げとなる場合があります。
- 検査内容によっては、更衣やアクセサリー等の取り外しをお願いすることがあります。
- 妊娠中の方、または妊娠の可能性がある方は、検査前にお申し出ください。
CT検査
CT(コンピュータ断層撮影)は、身体の周囲からX線を照射し、コンピュータで画像処理を行うことで、身体の断面画像を作成する検査です。
また、撮影したデータをもとに、骨や血管などを立体的に表示した3D画像を作成することもできます。
当院では、頭部・胸部・腹部などの一般的なCT検査に加え、冠動脈CT検査や大腸CT検査など、さまざまな検査に対応しています。 冠状動脈CTなど様々な検査に対応しています。
CT装置 |

■冠動脈CT検査
心電図と同期させながら造影剤を使用して撮影し、心臓に酸素や栄養を送る冠動脈の状態を観察する検査です。
高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、喫煙歴など、動脈硬化の危険因子をお持ちの方に行われます。

■大腸CT検査
肛門から細いチューブを挿入し、炭酸ガスで大腸を膨らませて撮影する検査です。
内視鏡検査と比べて身体への負担が少ないとされており、大腸ポリープや大腸がんなどの発見に役立ちます。
便に血が混じる、便秘が続く、お腹の張りが気になるなどの症状がある方に行われます。
■検査時間
単純CT検査:約10分
造影CT検査:約20分
冠動脈CT検査:約30分
大腸CT検査:約20分
※検査内容や検査部位によって異なります。
■注意事項
- 撮影中に身体が動くと画像が乱れるため、できるだけ動かないようにしてください。
- 胸部や腹部の撮影では、息止めを行う場合があります。
- アクセサリー、ベルト、補聴器、入れ歯、コルセットなどの金属類は画像に影響するため、更衣や取り外しが必要となる場合があります。
■事前にお申し出いただきたい方
- 検査予定日の数日前にバリウムを使用した検査を受けられた方
- ペースメーカー、ICD、CRT-Dを植え込まれている方
- 妊娠中の方、または妊娠の可能性がある方
MRI検査
MRI(磁気共鳴画像診断)は、強力な磁石と電波(ラジオ波)を利用して、体内の状態をさまざまな方向から撮影する検査です。
脳、脊椎、関節、筋肉、内臓などを詳しく観察することができ、病気やけがの診断に広く利用されています。
MRI検査ではX線を使用しないため、放射線による被ばくはありません。
MRI装置には強い磁場が発生しているため、金属類を持ち込むことができません。安全に検査を受けていただくため、検査前に検査着へ更衣していただき、アクセサリーなどの金属類は取り外していただきます。
MRI装置 |
■検査時間
20〜40分程度
※検査内容、検査部位によって異なります。
■注意事項
- MRI室には常時強い磁場が発生しています。
- MRI室へ持ち込めるものには制限があります。貴重品はロッカーに保管し、必要に応じて検査着へ更衣していただきます。
- 検査中は大きな音が発生しますが、耳栓やヘッドホンを使用して検査を行います。
■事前にお申し出いただきたい方
- ペースメーカー・埋込型除細動器・神経刺激装置を使用している方
- 人工内耳・持続血糖測定器・可動性義眼を使用している方
- 妊娠中の方、または妊娠の可能性がある方
- 今までに手術を受け、金属を体内に入れている方
- 体内金属(インプラント等)カードを所持している方
- 閉所恐怖症など狭い所が苦手な方た方
■MRI 室へ持ち込むことができないもの(例)
- 時計、補聴器、入れ歯
- 携帯電話、財布(カード・小銭等)
- カラーコンタクトレンズ
- 指輪、ネックレス、ピアスなどの装飾品
- カイロ、湿布等の貼り薬
- 保温・保湿効果のある肌着(例:ヒートテック)
- アイシャドウ、マスカラ、ラメ入りメイクなどの化粧品
- マグネットネイルなどのネイルアート
資格
■メディカルセンター放射線室における専門資格、認定資格(2026年6月現在)
- X線CT認定技師 ・・・3名(日本X線CT専門技師認定機構)
- 肺がんCT検診認定技師 ・・・1名(肺がんCT検診認定機構放射線技師)
- 国際認定CT ・・・1名(公益社団法人日本診療放射線技師会)
- 核医学専門技師 ・・・1名(日本核医学専門技師認定機構)
- 医用画像情報精度管理士 ・・・1名(公益社団法人日本診療放射線技師会)
- 放射線管理士 ・・・2名(公益社団法人日本診療放射線技師会)
- 放射線機器管理士 ・・・1名(公益社団法人日本診療放射線技師会)
- 医学物理士 ・・・1名(医学物理士認定機構)
- 救急撮影認定技師 ・・・1名(日本救急撮影技師認定機構)

