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乳がんの検査はどんなのがあるのだろう?
乳腺穿刺細胞診,乳頭分泌物検査,乳腺組織検査などがあります。
乳腺穿刺細胞診
超音波エコー下で病変部位を確かめながら,細い針を用いて,腫瘍(しこり)に刺し,吸引することによって腫瘍細胞を採取します。 この検査の利点としては,組織検査に比べて,検査結果が早く分かること,また,患者さんに与える負担(痛みなど)が少ないことです。
乳頭分泌物検査
乳頭分泌液の癌胎児性抗原(CEA)の濃度を測定します。CEA濃度が高いと乳がんが疑われます。この検査は15分程度で判定できます。 また乳頭分泌液中にがん細胞があるか否かを顕微鏡で観察します。
乳腺組織検査
乳腺穿刺吸引細胞診で確定診断ができなかった場合,組織検査が行われます。腫瘍の一部を切除し,採取された組織を色素(ヘマトキシリン・エオジン染色)染めて,顕微鏡で乳がんの有無を診断します。