遺伝カウンセリングのご案内

遺伝カウンセリングとは

遺伝カウンセリングとは,遺伝に関係した疑問や悩みを持つ方に対し,遺伝医学の情報を提供する医療行為です。専門的な知識をもって相談者の心に寄り添い,相談者自身が問題解決の方向を見いだし解決する様に援助することです。
私たちの体の特徴を決める大きな要因は,両親から頂いた遺伝子です。医療技術の進歩により,様々な病気の原因が,遺伝子に関連していることがわかっています。そのため,がんと診断された患者さんの中には,遺伝との関連に悩まれる方がいらっしゃいます。また,遺伝との関連がはっきりと証明されていないがんも存在します。
当院では,この様な悩みをもつ当事者とその家族,および関係者の方に対して,臨床遺伝専門医と家族性腫瘍専門医が,遺伝カウンセリングを実地しています。相談者の立場に立ち,全ての方の力になれる様なカウンセリングを目指しています。

遺伝カウンセリング実績

2017年実績

遺伝カウンセリング 40例

対象疾患
<家族性腫瘍>
遺伝性乳癌卵巣癌症候群 (HBOC)、家族性大腸ポリポーシス、リンチ症候群、多発性内分泌腫瘍症 (MEN)、リ・フラウメニ症候群、神経線維腫症

<家族性代謝及び内分泌疾患>
クラインフェルター症候群、カルマン症候群、ターナー症候群、家族性高コレステロール血症、偽性副甲状腺機能低下症、骨軟化症、マルファン症候群、QT延長症候群、多発性嚢胞腎



遺伝学的検査 14例

対象疾患
多発性内分泌腺症1型・2型,副甲状腺機能低下症,偽性副甲状腺機能低下症,家族性尿崩症,先天性性腺機能低下症,膝蓋骨形成不全症,QT延長症候群

受診方法

遺伝カウンセリングは,全て予約制です。
当院を受診中の患者さんは,担当医の先生からご連絡をして頂きます。
受診をされていない方は,かかりつけ医の先生から紹介をして頂く事により,遺伝カウンセリングを受ける事ができます。

検査の流れ

私たちのからだを形づくる遺伝子は,本人だけではなく,肉親が共有している重要な情報でもあります。また,検査を受ける事により,相談者の方にとってどれほどの利益が得られるのか,不明な場合もあります。
そのため,相談者の方が検査を受けられる前に,最初に知って頂くべき情報がたくさんあります。遺伝という現象について正しく理解して頂き,ご自身の悩みと照らし合わせるお手伝いをし,その上で,遺伝子検査を受けるかどうか決めて頂きます。
検査には、少量の血液が必要です。採血の後,遺伝子検査のはこびとなります。遺伝子の種類や解析方法により,検査にかかる期間が異なります。

診察日・担当医師・有資格等について

担当者 内分泌・代謝内科 高木潤子,森田博之,大竹千生
診療日時 ※医師の担当日時(週・曜日)についてはこちらでご確認ください。

  • 臨床遺伝指導医  1名  (高木潤子(※1))
  • 臨床遺伝専門医  4名  (高木潤子(※1),森田博之(※1),山口悦郎(※2),内田育恵(※3))
  • 家族性腫瘍専門医  2名  (高木潤子(※1),大竹千生(※1))
注1) ※1:内分泌・代謝内科, ※2:呼吸器・アレルギー内科, ※3:耳鼻咽喉科

注2) 遺伝カウンセリングは上記の内分泌・代謝内科の担当医師が行います。お問い合わせ方法については下記をご覧ください。

費用について

  • 遺伝カウンセリング料 1回目    10,800円(税込)(自由診療)
  • 遺伝カウンセリング料 2回目以降   5,400円(税込)(自由診療)

※費用の詳細については医事課外来係までお問い合わせください。

<費用についてのお問い合わせ先> 医事課  0561-61-5419 (直通)

受診についてのお問い合わせ先

<一般の方>
2階28外来へお問い合わせください。

<医療機関の方>
各医療機関のみなさまへをご確認ください。