愛知DMAT指定病院

愛知DMAT指定病院

愛知DMAT指定医療機関とは,DMATを派遣する意思を持ち,愛知DMATの活動に必要な人員,装備を有しており,愛知県から指定された医療機関のことをいいます。
DMAT指定医療機関に指定された医療機関は,派遣したDMATの活動を把握し,必要な支援や連絡,調整を行っています。
当院は,愛知県から平成20年10月23日に愛知DMAT指定医療機関に指定されています。

DMAT災害派遣医療チーム

DMAT(ディーマット)とは,Disaster Medical Assistance Team(災害派遣医療チーム)の略称で,阪神・淡路大震災で初期医療体制が整っていなかったという反省から組織されました。
DMATは,災害現場での救命処置や災害拠点病院の支援,重症患者の広域医療搬送などを行う機動性を持った専門的な訓練を受けた医療チームです。
当院のDMATチームは,4チームあり,1チーム当たり4~5名で構成されています。その内訳は,医師(1~2名),看護師(2名),調整員(1名)(当院の調整員には,救急救命士,薬剤師,臨床検査技師,事務職員が登録されています。)です。

DMATの主な活動内容

  • 救急現場での医療情報収集及び伝達
  • 救急現場でのトリアージ,救命処置,搬送
  • 被災地の医療機関の支援
  • 重症患者の広域医療搬送
  • 被災自治体における医療支援コーディネート  等

当院のこれまでの活動

  • 東日本大震災における東北地方へのDMAT及び医療救護班の派遣
  • 瀬戸市におけるバス転落事故に対するDMATの派遣
  • 愛知DMAT隊員の養成(愛知県庁からの委託を受け,講習会を年に一度実施しています。)
  • DMATインストラクター(DMAT隊員から選抜された者)による訓練・講習会の立案ならびに隊員養成
  • 基幹災害拠点病院としての教育・訓練(大規模な防災訓練を年1回実施)

東日本大震災現地派遣

愛知DMAT隊員養成

愛知DMAT隊員養成

防災訓練

防災訓練

防災訓練

防災訓練

DMAT隊員になるには

DMAT隊員には,日本DMAT隊員と都道府県DMATがあり,各々活動場所が違います。
日本DMAT隊員は,大規模災害時に全国から派遣され,広域医療搬送・SCU(ステージングケアユニット)・病院支援・域内搬送などの活動を行います。
愛知DMAT隊員は,県内災害時において現場医療活動を行います。

日本DMAT隊員に登録されるには,施設がDMAT指定医療機関であること,その施設職員が,厚生労働省の主催する「日本DMAT隊員養成研修」を修了しなければなりません。
また,愛知DMAT隊員に登録されるには,施設がDMAT指定医療機関であること,その施設職員が,県が主催する「愛知DMAT隊員養成研修」(開催には,当院が全面協力しています。)を修了しなければなりません。