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【2015年プログラムの紹介】
2020年に開催される東京オリンピックは、熱中症のリスクが高まる真夏に開催されるため、“暑さ”との戦いにもなります。すでに多くのトップアスリートが、ウォーミングアップ効果や疲労回復効果を目的としたラムネ温泉への入浴を日常的に行っています。
本プログラムではラムネ温泉を利用した熱中症対策について、オリンピックでの活躍を目指す未来のトップアスリートのみなさんに、最新の研究結果に基づく講義と、ラムネ温泉の不思議な世界を体験していただきます。(中学生対象です)
【講師自己紹介】
小学校の卒業文集に、「将来の夢は競泳(バタフライ)でオリンピックに出場すること!」と書いたのを今でもはっきりと覚えています。大学を卒業するまでに地球2周分ぐらいの距離を泳ぎ、日々、練習に励んできましたが、オリンピック出場にはあと1歩(2歩、3歩?)届きませんでした。
現在は、オリンピック出場を夢見る未来のトップアスリート達に良きアドバイスが出来るように、日々、生理学研究に勤しんでいます。
【プログラムを終えて】
2015年8月23日(日)に開催しました。
12名の中学生の皆さんに炭酸泉(ラムネ温泉)やメントール入りラムネ温泉への入浴時にみられる血管拡張効果や冷涼効果を実際に体験してもらい、これらが①熱中症の予防につながることや、②暑熱環境下でスポーツをした時のパフォーマンスの向上につながることを体験と講義で理解してもらいました。入浴という日常的な体験がスポーツ科学に応用できるおもしろさや人体の不思議さについて、楽しく学習してもらいました。
写真左: メントール入りラムネ温泉(水温34℃)への入浴(足浴)の様子。
入浴開始5分後ぐらいから徐々に涼しく感じ始め、15分後には「寒~い!」となりました。
写真中: ラムネ温泉入浴後、暑熱環境下での運動の様子。暑く感じないので快適にこげました。
写真右: 修了式の様子。頑張って勉強をした皆さんに「未来博士号」が授与されました。
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