ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜KAKENHI

 ※小学校5・6年生、中学生、高校生の皆さんが、直に見る、聞く、ふれることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。
   日本学術振興会 ひらめき☆ときめきサイエンス


こんなにすごいラムネ温泉!
〜将来のトップアスリートに向けての発信〜

実施代表者 西村直記

【2014年プログラムの紹介】

  運動前や運動後に準備運動や整理体操をすると思いますが、それが温泉に浸かるだけで済めばすごいと思いませんか? 現在では、オリンピック選手やJリーグの選手などがラムネ温泉の強力な血管拡張効果に着目し、ウォーミングアップ効果やトレーニング後の疲労回復効果を目的としたラムネ温泉への入浴を行っています。
  本プログラムでは最新の研究結果に基づく講義を行い、参加者にはラムネ温泉の不思議な世界を体験していただきます。

【概  要】
  高濃度炭酸泉(ラムネ温泉)は強力な血管拡張効果を有することが知られています。臨床医学でもこのラムネ温泉が糖尿病患者や末梢循環障害の患者さんなどに対する温泉療法として適用されています。また、オリンピック代表選手やJリーグの選手などのトップアスリートもこの血管拡張効果に着目し、運動前(ウォーミングアップ効果)や運動後(乳酸の除去促進による疲労回復効果)にラムネ温泉への入浴を行って多くの成果を上げています。
  これまでの科研費による研究においても、ラムネ温泉入浴後の睡眠は、さら湯への入浴後よりもより深い睡眠深度が得られるという成果が得られています。
  本プログラムでは、実際に小、中学生にラムネ温泉へ手や脚を浸漬してもらい、中性温(水温35℃)以下の温度でもラムネ温泉では明らかな血管拡張効果がみられるという非常に興味深い現象を実際に体験してもらい、人体の制御機構の緻密さや、それを利用するおもしろさ、そしてなぜウォーミングアップ効果や疲労回復効果につながるのかなどについて学習してもらいます。


【プログラムを終えて】

2014年8月3日(日)に開催しました。

  将来のトップアスリートを目指す小、中学生16名を対象に、炭酸泉(ラムネ温泉)やメントール入りラムネ温泉への入浴や足浴を体験してもらい、人体の制御機構の緻密さ、それを利用するおもしろさ、ラムネ温泉への入浴がなぜウォーミングアップ効果や疲労回復効果につながるのかなどについて、楽しく賑やかに学習しました。


  

写真左:西村講師による講義。みなさん真剣に聞いてます。
写真中:足浴体験中。手軽なラムネ温泉の足浴は末梢循環を良くするので冷え性などに抜群の効果あり!
     温泉街でもよく見かける光景です。
写真右:入浴体験中。男子4人で仲良くみんなでメントール入りラムネ温泉に入浴!
     メントールは感覚神経末端に存在するTRPM8という温度感受性チャネルを活性化させるので
     数分後には・・・・寒ーい!


2015年のプログラムはこちら