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腎臓・リウマチ膠原病内科

大学病院

理念

それぞれの患者さんに最も相応しい医療を提供します。

臨床での決断は,(1)医学的な判断,(2)患者さんの意向,(3)患者さんの生活の質,(4)ご家族あるいは周囲の方の意向を総合的に判断して行なわれます。そのことによって患者さんにベストな治療法を選択し,実行します。

私たちは,腎臓病とリウマチ膠原病を主に診療しています。複雑な病態や原因不明の疾患を扱うことが多いのですが,ご不明な点や,ご心配なさっていることがありましたら担当医に気軽に相談してださい。わかりやすい説明を心がけています。

キーワード

腎臓病治療,腎不全管理,リウマチ膠原病治療,血液透析・腹膜透析,透析合併症治療

スタッフ

診療時間・外来担当一覧

診療内容

とくに注目している疾患

腎臓病

IgA腎症
健康診断で尿異常(血尿や蛋白尿)として指摘されて発見される疾患です。自覚症状はほとんどないのですが,20年放置すると約40%の方が腎不全に進行します。診断後は積極的に治療(扁桃摘出+ステロイドパルス療法)を2003年4月から導入しています。50例以上を実施し(2008年6月現在)約60%の方は,1年で尿所見が正常化するという良好な成績を得ております。扁桃摘出は耳鼻咽喉科と協力して行っています。

ネフローゼ症候群:微小変化型ネフローゼ症候群・巣状糸球体硬化症・膜性腎症
大量の蛋白尿によりむくみで発見される疾患です。個々の患者さんに合わせて副腎皮質ステロイド療法を行います。それに抵抗性の場合は,血中濃度をモニターしながら免疫抑制薬を安全に使用しています。それでも効果がえられない場合はLDLアフェレーシス治療も行っています。

急速進行性糸球体腎炎
発熱,全身倦怠感や食欲低下などでの発見される疾患です。週単位または日にち単位で急速に進行し腎不全になります。放置すると尿毒症となり透析療法が必要になります。早期診断と早期治療により進行を阻止することができます。迅速に診断と治療を開始できる体制が整っています。

原発性アミロイドーシス(異常蛋白血症)
異常蛋白を産生する疾患で異常な蛋白が臓器に沈着し障害を起こします。腎臓も標的臓器のひとつになります。迅速に診断し,個々の状態にあわせて治療を選択しています。場合により当院血液内科・輸血部と協力して造血幹細胞移植を行う場合もあります。

全身性エリテマトーデス(ループス腎炎)
発熱,日光過敏,顔面紅斑,神経障害,関節痛,腎障害などの症状を呈する自己免疫疾患です。全身状態をすばやく把握し,症状と疾患の程度により治療法を決定しています。副腎皮質ステロイド薬,免疫抑制薬,免疫吸着療法,抗サイトカイン療法などで治療をします。

保存期腎不全教育・腎機能低下あるいは腎不全:
血清クレアチニン値が1.5 mg/dl以上やeGFRが60ml/分以下といった状態(日本腎臓学会のCKDガイドラインでstage3~5)では腎機能低下が疑われますので,一度ご相談ください。腎不全外来では,食事療法や生活指導,服薬指導を行なっています。

透析療法(血液透析・腹膜透析)
血液透析の際のシャント作成,シャントトラブルや腹膜透析の際のカテーテル挿入,腹膜炎の対応,腹膜機能検査も行っております。シャントについては当院血管外科や放射線科と連携して行っています。

腎移植後外来
腎移植は,現在,名古屋第二赤十字病院に依頼して行なっています。

リウマチ膠原病

関節リウマチ
朝のこわばり,両側関節痛が出現する疾患です。放置すると関節が変形し生活の質が低下したり,臓器障害を起こしたりすることもあります。当院では,積極的に抗リウマチ薬を使用し抗サイトカイン療法や白血球除去療法も行っています。

強皮症
レイノー現象(寒いところで手足が白くなる),手足のむくみ,皮膚の硬さが主要な症状です。臓器障害としては肺,腎臓が標的臓器になることがあります。血行改善薬などで治療します。

全身性血管炎
全身倦怠感,発熱,食欲低下で発見されます。多臓器障害や神経障害,眼症状,関節痛が出現し,急速に悪化する危険があります。早期に診断し治療をする必要があります。

ウェゲナー肉芽腫症
鼻,眼,耳の症状,肺の腫瘤,激しい腎炎があると診断されます。副腎皮質ステロイド薬,多種類の免疫抑制薬や抗サイトカイン療法を行います。

多発性筋炎・皮膚筋炎
上眼瞼の浮腫性紅斑(ヘリオトロープ疹),関節前面の角化性紅斑(ゴットロンサイン)が特徴的です。間質性肺炎を合併することがあり,副腎皮質ステロイド薬や免疫抑制薬が必要になります。

初診外来

月~土曜の午前中に外来診察を行なっています。他院からの紹介状をお持ちの場合,事前紹介もしくは紹介状を窓口に出していただければ,その日に診察をさせていただきます。

また,紹介状等がなく,腎臓病・リウマチ膠原病などについて相談・受診ご希望の方は遠慮なく窓口までお越しください。

再来外来

月~土曜では再来の外来診療を行っています。普段診察を受けている医師が外来を担当していない日でも別の医師が担当いたしますので,遠慮なく診察においでください。ただし土曜日の診療担当医は交替制となっております。

診療実績

2010年3月現在診療実態

内容 件数
外来患者数(1日平均) 約 65人
入院患者数(1日平均) 約 35人
血液浄化療法(1日平均) 20人
CAPD患者数 15人
腎生検数(年間) 119人
シャント作成 (年間) 90例
シャントPTA(年間) 101例

外来診療について

初診外来

月~土曜の午前中に外来診察を行なっています。他院からの紹介状をお持ちの場合,事前紹介もしくは紹介状を窓口に出していただければ,その日に診察をさせていただきます。

また,紹介状等がなく,腎臓病・リウマチ膠原病などについて相談・受診ご希望の方は遠慮なく窓口までお越しください。

再来外来

月~土曜では再来の外来診療を行っています。普段診察を受けている医師が外来を担当していない日でも別の医師が担当いたしますので,遠慮なく診察においでください。ただし土曜日の診療担当医は交替制となっております。

地域医療連携への取り組み

腎臓・リウマチ膠原病内科では,病診連携(愛知医科大学病院とその他の医療施設との連携)を重視しており,積極的に地域の医療連携に取り組みます。

連絡先

TEL: 0561-62-3311 愛知医科大学・代表
FAX: 0561-63-1583
内線:2701 内科外来受付(09:00 - 17:00)
内線:2785 腎センター(09:00 - 17:00)

医局員募集

腎臓・リウマチ膠原病内科では随時医局員を募集しております。出身大学は問いませんので,一緒に仕事をしていただける方はぜひご一報ください。

連絡は医局(内:3530)もしくは医局長 三浦(内線7109)まで。

卒後研修プログラム(初期研修用・後期研修用)

卒後のキャリアパスや,習得すべき指針を掲載しています。これは最低限のこととし,さらなるスキルアップを目指せるよう共に努力していただける方をお待ちしています。