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愛知医科大学 医学部 感染・免疫学講座2(旧寄生虫学)です。

TEL.0561-62-3311(代表)

〒480-1195 愛知県長久手市岩作雁又1番地1
愛知医科大学 医学部 感染・免疫学講座2(旧寄生虫学講座)

教室概要laboratory guide

教授ごあいさつ

院長写真

愛知医科大学感染・免疫学講座は細菌学・微生物教室と寄生虫学教室の2つの教室から成っておりましたが、寄生虫学教室は2014年1月に東京大学医科学研究所・感染遺伝学教室より髙村(赤司)祥子が着任し免疫・寄生虫学教室となりました。
 名古屋は生まれて4歳まですごした場所であり、実に43年ぶりに戻ってきたことになります。この地に教育・研究を行う機会を得て感謝の気持ちとともに責任をもってこれからも全力で努めてまいります。
 

本講座について

博士課程のときにエンドトキシンレセプターTLR4(Toll-like Receptor)/MD-2の発見プロジェクトに携わって以来、これまで病原体認識機構の解明というテーマに一貫して取り組んで参りました。TLRをはじめとする病原体認識分子群は種を越えて保存されてきた危険排除システムでありますが、最近では生体内分子にも反応することが明らかとなり、恒常性維持機構の役割も担っていることが示されてきています。
 現在われわれが最も興味を持っているのは生体内脂質の免疫応答への影響です。TLR会合分子MD-1やMD-2は脂質結合分子でもあり、生体反応においても重要な役割を演じている可能性があります。その一例として、われわれはリゾリン脂質によるB細胞活性化作用においてMD-1が制御している可能性を見出しました。この反応がヒトでもあてはまるのか、また臨床応用への可能性について現在研究を進めております。今後も自身の臨床経験も活かしながらヒトにとって役に立つような研究を進めて参りたいと思っております。
 なお寄生虫分野においては学部学生の教育以外にも、これまで長期にわたり大規模な国際協力・フィールドワークや感染症診断を行って参りました。将来的には免疫学・寄生虫学融合プロジェクトも計画しております。なにとぞどうぞよろしくお願いいたします。 

連絡先

 〒480-1195
 愛知県長久手市岩作雁又1番地1
 愛知医科大学 医学部 感染・免疫学講座
 (2号館研究棟366-368室,310室)
 TEL  0561-62-3311(内線12366)
 FAX  0561-63-3645
 教授  髙村(赤司)祥子

 髙村メールアドレス:sachiko@(@以下aichi-med-u.ac.jpとして送信ください。)

髙村略歴

1992年 佐賀医科大学(現佐賀大学)医学部卒業、内科研修医
1994年 麻生飯塚病院 内科・医局員
1995年 佐賀医科大学 呼吸器内科・医局員
2000年 同大学大学院(博士課程)免疫血清学卒業、助手
2001年 東京大学医科学研究所 助手、助教
2014年 愛知医科大学 感染・免疫学講座 教授

スタッフ一覧(2021年11月20日現在)

教授
髙村(赤司) 祥子
准教授(特任)
髙木 秀和
講師
乾 匡範
講師
山崎 達也
助教
伴野 勧
助手
長岡 史晃
大学院生
Murityunjoy Biswas
大学院生
Sajid Iftekhar Chowdhury


2019228日、医局にて。
向かって左奥から乾、伴野、伊藤(客員教授)、山崎、長岡、高木。左手前から一文字(研究員)、中島(元大学院生)、髙村、BiswasChowdhury





感染・免疫学講座2(旧寄生虫学)愛知医科大学医学部感染・免疫学講座(旧寄生虫学)

〒480-1195
愛知県長久手市岩作雁又1番地1
TEL 0561-62-3311(代表)
FAX 0561-63-3645