研究活動

泌尿器科学講座の全並賢二助教が12th Annual Johns Hopkins Prostate Research Day, 2017で最優秀ポスター賞を受賞

2018.01.11

全並助教と指導者のShawn Lupold Ph.D.

平成29年12月7日(木)米国ジョンズ・ホプキンス大学(JHU)で開催された12th Annual Johns Hopkins Prostate Research Day, 2017において,本学から同大学に留学中の全並賢二助教(泌尿器科学講座)が基礎研究部門の最優秀ポスター賞である“The Donald S. Coffey,Ph.D. First Place Poster Award for Basic Research”を受賞しました。
Johns Hopkins Prostate Research Dayは,年に一度Hopkinsで前立腺に関する研究者が一堂に会して行われる会で,2017年も全米の研究施設からのInvited speakerらの講演やJHUのFaculty membersからの10を超えるメインセッションが企画されるとともに,JHUのResident,Postdoc,Graduate studentから100以上のポスターが発表されました。それぞれのポスターは,JHUのFaculty members,JHU Prostate SPORE grantの外部評価者から研究内容と発表内容について評価され,臨床研究部門,トランスレーショナルリサーチ部門,基礎研究部門の三つの部門から一つずつ最優秀発表賞が選出されます。
全並助教は,”PDCD4 is an androgen suppressed gene which mediates prostate cancer proliferation, tumorigenesis, and castration resistance.”「アンドロゲンによって抑制されるPDCD4は,前立腺癌増殖,腫瘍形成,去勢抵抗性をもたらす」というテーマで,JHUの偉人の一人であるDr. Donald S. Coffeyの名前を冠した基礎研究部門の最優秀ポスター賞に選出されました。
表彰を受けた全並助教から「このような名誉ある賞を頂けて大変嬉しく思います。まさか自分が受賞できるとは,夢にも思っていなかったので本当に驚きましたが,多くの聴衆の拍手の中で楯を受け取った時には,本当に感動しました。関係者の皆さまに深く感謝すると同時に,今回の受賞に満足することなく今後も精進することが私の使命だと考えております。」との感想がありました。
また,泌尿器科学講座の住友誠教授から「JHUには,日本からも大阪大学,九州大学を始め,多くの若手研究者が留学して研究に従事しており,その水準たるや世界的にもトップレベルであることは言うまでもありませんが,その中で全並助教の研究が最高の評価を受けたことはまさに快挙と言えます。今回の受賞は,全並助教の努力の賜とは思いますが,Principal investigatorのDr. Shawn Lupold の熱心な指導を頂けたことが大きかったのではないかと思います。そして何よりも,2015年6月から2017年12月までの約2年半という前例のない長期間にわたり,全並助教が海外留学することに対し,将来の愛知医科大学のためと快くご理解くださいました三宅理事長,佐藤学長,岡田医学部長を始め,その手続きを含めて多大なるサポートを頂いた事務担当者の皆さまを含め,関係者の方々のご理解とご支援が頂けたからこその受賞であると確信しております。旧帝大の優秀な同僚たちを抑えて全並助教の研究が評価されたことで,『成せば成る』ことを愛知医科大学関係者にご報告できることを本当に嬉しく思うと同時に,現在も懸命に研究に勤しんでいる若手研究者に更なる刺激と勇気を与えることができるのではないかと期待しております。」とのコメントがありました。