学際的痛みセンター

学際的痛みセンターは,痛みのケアは診療科・職種の壁を越えて取り組むべきテーマであるという理念から日本で初めて創設された総合的痛み診療・研究施設です。診療科・職種の異なるエキスパートが協調して集学的・統合的な痛み治療を実践しています。また,本センターでは「学際的痛み診療システム」,「臨床に即した研究の推進」,「全人的観点からの痛み教育」という三つの柱を目標に掲げ,痛みの実態解明に関する研究と痛み治療に取り組んでいます。
また,学際的痛みセンターは診療部門として,愛知医科大学病院・痛みセンターを運営しています。

教育方針

慢性痛は臨床的な面から,身体的な問題,精神心理的問題,社会問題が複雑に合わさっており,今後の対応策として,多角的・集学的な研究・チーム医療体制の構築と同時に,医療従事者に対する痛みの教育,正しい情報の発信が重要視されています。 学際的痛みセンターでは痛みに対する正しい知識の教育を行い,痛み医療の質を向上させ,慢性の痛みの緩和,慢性の痛みによる生活の質の低下の軽減,慢性の痛みによる社会的損失の減少を目指します。

活動・研究内容

学際的痛みセンターでは,職種職域の枠を越えて,痛みに関する研究を行っています。

スタッフ紹介

氏名 職名 専門分野
牛田 享宏 教授 整形外科学,運動器疼痛学,臨床神経生理学
西原 真理 教授(特任) 神経精神薬理学,臨床精神医学,がん性疼痛緩和
畠山 登 教授(特任)(兼務) 麻酔科学,ペインクリニック,集中治療学
新井 健一 准教授(兼務) 麻酔科学,ペインクリニック,東洋医学,がん性疼痛緩和
井上 真輔 准教授(特任) 整形外科学,脊椎脊髄病
池本 竜則 講師(兼務),留学中 整形外科,運動器疼痛,臨床神経生理学
尾張 慶子 助教(兼務) 睡眠,時間生物学
西須 大徳 助教 歯科,口腔顔面痛
木全 弘治 名誉教授 細胞外マトリックス,生化学
羽渕 脩躬 客員教授 生化学
下山 理史 客員教授(医師) 緩和医療
佐藤 純 客員教授(医師) 内科,自律神経,気象痛
松原 貴子 客員教授(理学療法士) 理学療法学,慢性疼痛
岡山 實 客員教授 生化学
河野 正美 客員教授
瀬戸 隆一 客員教授
羽渕 弘子 客員研究員 生化学,分子生物学
末冨 勝敏 客員研究員 生化学
小栗 佳代子 客員研究員 発生学
水谷 みゆき 客員研究員(臨床心理士) 慢性痛に対する睡眠鎮痛
内山 徹 客員研究員(医師) 整形外科学
卓 麗聖 客員研究員 分子生物学
稲垣 秀晃 客員研究員 動物行動学
牧野 泉 研究員(歯科医師) 歯科,口腔顔面痛
長谷川 義修 研究員(理学療法士) 理学療法学
牧田 潔 研究員(臨床心理士) 心理学
櫻井 博紀 研究員(理学療法士) 理学療法学,慢性疼痛,生理学
城 由起子 研究員(理学療法士) 理学療法学,慢性疼痛
宮﨑 温子 研究員(理学療法士) 理学療法学,生理学
竹中 裕人 研究員(理学療法士) 理学療法学,心理学
三浦 祐揮 研究員(理学療法士) 理学療法学
川合 日向子 研究員(理学療法士) 理学療法学
田中 拓哉 研究員(理学療法士) 理学療法学
樸原 良枝 研究員 運動指導,フィットネス
信原 玲子 研究員(実験補助) 動物実験
岡本 さゆり 研究員 当事者研究
梶田 比奈子 看護師
下 和弘 大学院生(理学療法士) 理学療法学,慢性疼痛
井上 雅之 大学院生(理学療法士) 理学療法学,運動器由来疼痛
飯田 博己 大学院生(理学療法士) 理学療法学,生理学
林 和寛 大学院生(理学療法士) 理学療法学,慢性疼痛
西上 智彦 甲南女子大学 准教授 大学院卒業生
李 玉強 華東師範大学 教員 大学院卒業生

研究テーマ

氏名 研究テーマ
牛田 享宏
  • 慢性の痛み診療・教育の基盤となるシステム構築に関する研究
  • 集束超音波技術を応用した変形性関節症の低侵襲治療法の開発
  • 痛みと筋組織瘢痕化における細胞外マトリックスの関与の研究と痛み治療法の開発
西原 真理
  • 疼痛性障害における神経生理学的評価法の開発
  • 感覚過敏に対する新しい治療法の開発
  • ハタネズミを用いた絆と疼痛行動の関連に関する研究
新井 健一
  • 東洋医学による疼痛コントロールのメカニズム
  • 東洋医学的診察術の西洋医学的治療介入への応用
  • 慢性疼痛患者の行動学
井上 真輔
  • 地域住民における慢性の痛みの実態に関する研究
  • 慢性疼痛進展機序における性ホルモンの役割
  • 神経障害性疼痛に対する脊髄電気刺激療法
池本 竜則
  • 痛みの客観的評価
  • 慢性疼痛と社会問題
木全 弘治
  • 痛みと筋組織瘢痕化における細胞外マトリックスの関与の研究と痛み治療法の開発
羽渕 脩躬
  • 疼痛制御に果たす肥満細胞,マクロファージの機能解析
羽渕 弘子
  • マスト細胞・マクロファージ(M1,M2)による疼痛制御の解明-グリコサミノグリカン硫酸化変異マウスを用いて
佐藤 純
  • 天気痛メカニズムの解明と治療法の確立
松原 貴子
  • 運動器疼痛の維持・制御機構の検討
岡山 實
  • ペパラン硫酸/ペパリン鎖生合成攪乱材(β-xyloside)を用いた新しいタイプの鎮痛剤開発の試み
小栗 佳代子
  • 動物実験における「痛み判定定量化」のシステム作り
  • 新しい疼痛臨床研究の方向性の探索
水谷 みゆき
  • 難治性慢性痛の心理状態の分析と心理療法
  • 睡眠鎮痛を用いた慢性痛の治療
稲垣 秀晃
  • 動物実験を用いた痛みに関する研究
  • 心理的な苦痛が痛みに及ぼす影響を解明するための動物実験モデルの開発
  • 超音波とフェロモンを評価に加えた動物実験におけるより精度の高い愛護と福祉の確立
牧野 泉
  • 口腔内の慢性痛患者における下顎運動状況および身体状況の調査
  • 口腔顔面痛への集学的介入の効果に関する研究
櫻井 博紀
  • 運動器慢性痛の姿勢・運動機能評価の検討
  • 運動器慢性痛の自律神経系動態に関する研究
城 由起子
  • 複合性局所疼痛症候群(complex regional pain syndrome: CRPS)における注視行動パターンの検証
下 和弘
  • 運動器疼痛の維持・制御機構の検討
井上 雅之
  • 慢性痛患者に対する教育と運動を組み合わせたペインマネジメントプログラムの有効性の検証
  • 姿勢保持,改善を目的とした運動療法プログラムの有効性についての検証
林 和寛
  • 慢性痛患者に対するvirtual reality療法の開発

講演会・研究会のお知らせ

キーワード

学際的(集学的,総合的)な,各種診療科・職種による疼痛の緩和

業  績

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外線:0561-62-3311(代表)
内線:12042