看護学研究科

大学院看護学研究科特別講義にてStudio Gift Hands 代表取締役・三宅琢先生が講演されました

2018.11.06

平成30年10月26日(金)午後6時30分から大学本館303講義室において,Studio Gift Hands 代表取締役,東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野 特任研究員の三宅琢先生をお招きし,「人生100年時代 治す医療から治る医療へ」というテーマで大学院特別講義を開催しました。開始が午後6時30分と遅い時刻でしたが,75名の参加者があり,分かりやすく興味深い内容で,9割以上が満足されていました。

講義では以下のお話をいただきました。

①これからは人生100年時代であるとともに,人工知能が人類を超え,人が仕事を奪われ,仕事が私事になり,何のために仕事をするのか,自分とは何かを考え,人生戦略をたてる時代が到来する。

②人生が100年になり,病気を医者が治すのではなく,患者が治らない病気を抱え,患者が自らを治す医療の時代になる。日常眼科診療の中で患者の声をよく聞き,治療だけでなく,患者に希望助言を与えるようにしている。死を遠ざけるのではなく生を高めるのが医師の務めである。自らが設計した神戸アイセンター病院の待合室は,患者だけでなく,視覚障害者に関心のない人も自由に来訪でき,視覚障害者が健常者から分離されることなく,視覚障害者への理解を深めるための工夫を凝らした。

③眼科医としての眼科診療に行き詰まりを感じ,産業医として活動する中で産業医+眼科医として活動軸が1次元から2次元に広がった。これからの時代,物事を多元的にとらえ,超ニッチ理論を展開していくことが必要である。だれも気がつかない隙間に,他人と違う自分の好きなことを見つけ,いかに個性を発揮するかが重要であり,世の中のためになる。

④障害は弱点であるが弱点を強みとなるようなルールに変えれば良い。どうやって生きるか,生き方が個性となる。今の学生は情報量が多すぎて,目標を失っている。積極的に冒険をして,傷つくことで,自分の求める道がみつかる。集中ではストレスに負けてしまう,夢中になっていると疲れない。大学時代は自分が夢中になるものを見つけることである。人生に重要なものは運,努力,才能である。しかし,我々は努力しかできることはない,運の波がきているときに跳ぶことが大切である。

貴重なお話をありがとうございました。

当日の模様


受付


司会(衣斐教授)


坂本研究科長挨拶


三宅先生講演①


三宅先生講演②


質疑応答

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