医学部長あいさつ

医学部長 若槻明彦

医学部長 若槻明彦

愛知医科大学は昭和47年に開設され、昭和49年から附属病院での診療が開始されました。昭和55年には大学院医学研究科を設置し、平成16年に医学教育センター、平成20年には総合医学研究機構を設置するなど,医学教育・研究に係る附属施設が整備されています。さらに、平成26年の新病院の開院とともに最先端医療が可能となり,臨床教育の場としてもより充実致しました。本学は開設以来、およそ50年間が経過しようとしており、医学部からはこれまで4,000名を超える医師を世に送り出し、先端医療から地域医療までの様々な医療現場・教育現場において、全国で同窓生が活躍しております。
「新時代の医学知識、技術を身につけた教養豊かな臨床医、特に時代の要請に応えて地域社会に奉仕できる医師の養成、あわせて医療をよりよく発展向上させるための医学指導者の養成」を『建学の精神』として開学した本学は、平成29年度に新たに学是「具眼考究」を制定しました。医学部においては、学是に基づいた科学的・倫理的判断力、社会貢献の自覚を養い、情緒と品格を兼ね備えた医療人を育成するという教育理念のもと、医師の教育・育成に努めております。
近年では、医学分野においてもグローバルな視点からの医学教育改革が求められております。本学医学部においても、国際基準に則った「医学教育分野別認証制度」に対応した新しい医学教育カリキュラムの構築や、診療参加型臨床実習の積極的導入など様々な角度からの改革を行っており、平成31年の国際認証受審に向けて準備を進めております。また、大学間や医学部間での学術国際交流も積極的に行っており、アメリカの南イリノイ大学医学部、ドイツのルール大学医学部とは学生の短期留学を行い、タイのコンケン大学医学部、韓国の東亜大学校医科大学、ポーランドのウッチ医科大学とは学生・研究者の交流を行っております。
医療現場においては、高度な専門的知識のみならず全人的医療が求められており、医師同士だけではなく、看護師、薬剤師を始め多くの職種において行われるチーム医療が必要となります。このため、コミュニケーション能力の向上を意識した教育を重要視しております。また、患者に求められる医療を行うには、研究に裏付けされた臨床能力が必要となります。大学院医学研究科においては、今後更なる研究の質的向上を目指した改革を行う予定としております。
これまで医師不足が社会的に問題視されてきましたが、近い将来、医師過剰時代が到来すると言われており、大学間での競争も激しくなる可能性があります。今後、愛知医科大学医学部は独自の特色を活かしながら、総合力のあるよき医療人を育成する所存です。

プロフィール

略歴

昭和59年3月 愛知医科大学医学部卒業
平成13年6月~平成16年3月 高知医科大学医学部附属病院周産母子センター助教授
平成16年4月~平成17年4月 高知大学医学部生体機能・感染制御学講座助教授
平成17年5月~現在 愛知医科大学医学部産婦人科学講座教授
平成23年4月~平成30年3月 愛知医科大学病院副院長
平成25年1月~現在 学校法人愛知医科大学評議員
平成26年5月~現在 愛知医科大学副学長
平成28年1月~現在 学校法人愛知医科大学理事
平成30年4月~現在 愛知医科大学医学部長・医学研究科長

所属学会

日本女性医学学会(理事長)
日本産科婦人科内視鏡学会(理事)
日本妊娠高血圧学会(理事)
日本産婦人科乳腺医学会(理事)
日本性差医学・医療学会(理事)
愛知産科婦人科学会(理事)
東海産科婦人科学会(理事)
日本産科婦人科栄養代謝研究会(理事)
日本産科婦人科学会(代議員)
日本動脈硬化学会(評議員)