1 指導医(H30.6.1現在)
(1)研修教育指導責任者
横尾和久(教授,部長)
(2)卒後臨床研修センター教員
梅本泰孝(講師)
(3)厚生労働省監督・臨床研修指導医養成講習会受講者数
6名
(4)臨床経験7年以上の医師数 ※(1)~(3)を含む人数
6名
2 一般目標(GIO)
・ 形成外科が扱う疾患についての基礎的知識を習得し、患者が専門的な治療を適切な時期に受ける機会を提供(トリアージ)できるようになる。
・ 研修者が一般診療の中で遭遇する、形成外科的な疾患に対し的確な処置ができるようにする。
・ より高度な治療を要する形成外科的疾患に対し基礎的な知識を獲得し、その処置にあたっては、助手として潤滑に補助業務が行えるようにする。
3 個別行動目標(SBOs)
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形成外科的な縫合手技を習得する |
5-4-3-2-1 |
顔面の骨折・軟部組織損傷に対する初期治療について理解する |
5-4-3-2-1 |
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顔面・四肢の先天異常の基本的治療方針を理解する |
5-4-3-2-1 |
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各種母斑に対するレーザー治療の適応を理解し照射手技を習得する |
5-4-3-2-1 |
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熱傷の初期治療、重傷熱傷の全身管理について理解する |
5-4-3-2-1 |
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褥瘡、難治性皮膚潰瘍の基本的治療方針を理解する |
5-4-3-2-1 |
瘢痕拘縮・ケロイドに対する基本的治療方針を理解する |
5-4-3-2-1 |
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悪性腫瘍に関連する再建手術の概略を理解する |
5-4-3-2-1 |
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皮膚の小腫瘍に対する皮膚外科的治療について理解する |
5-4-3-2-1 |
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植皮術の基本手技を習得する |
5-4-3-2-1 |
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実験動物等での微小血管吻合手技の練習(希望者のみ) |
5-4-3-2-1 |
自己評価 5:十分満足にできた、4:十分にできた、3:実行できた、2:不十分にしかできなかった、 1:全くできなかった
4 方略(LS)
・ できるだけ多くの手術に助手として参加する。
・ 縫合練習用の機材等を用いて、実技の練習を行う。
・ 外来診療を見学し、術前から術後長期までの疾患の経過を理解する。
・ 入院患者を受け持ち、上級医と共に診療を行う。
・ カンファレンスに参加し、受け持ち患者についてプレゼンテーションする。
5 評価(EV)
・ 実技練習の状況を指導医が判断し、実際の臨床行為の可否を決定する。
・ 臨床行為の結果については、その都度指導医と討論検討する。
・ 研修医が経験した症例につき、症例検討会で検討する。
6 週間スケジュール(モデルケ-ス)
7:20~8:30 | 8:30~12:00 | 13:00~17:00 | 17:00~ | 18:00~ | |
月 | 外来、レーザー | 外来手術 | |||
火 | カンファレンス | 手術 | 手術 | ||
水 | 手術 | 手術 | |||
木 | 回診、レーザー | 外来手術 | |||
金 | 回診、レーザー、手術 | 外来手術、血管腫外来 |