愛知医科大学病院 卒後臨床研修センター

〒480-1195 愛知県長久手市岩作雁又1番地1
TEL・FAX: 0561-63-1673

HOME > 初期臨床研修医募集 > 初期臨床プログラム各科情報 > 精神神経科 卒後臨床研修プログラム

初期臨床研修医募集

精神神経科 卒後臨床研修プログラム

1 指導医(H30.6.1現在)

(1)研修教育指導責任者
   兼本浩祐(教授,部長)
(2)卒後臨床研修センター教員
   加藤悦史(講師)
(3)厚生労働省監督・臨床研修指導医養成講習会受講者数
   8名
(4)臨床経験7年以上の医師数 ※(1)~(3)を含む人数
   12名

2 一般目標(GIO)

・ 精神科医師として日常診療で頻繁に遭遇する内因性精神病(統合失調症・感情障害・非定型精神病)、反応の異常(各種神経症・パニック障害・強迫性障害・心身症など)、人格障害、てんかん、身体因性精神障害(器質性精神病・症状精神病・痴呆)、薬物依存、アルコール性精神障害、児童思春期精神障害に対して適切な対応ができるよう、幅広い基本的な臨床能力を身につける。

・ 行動目標は、特に精神科医師として必要なものとして[1]医師-患者関係(精神障害者の全人的理解や家族との良好な関係、守秘義務やプライバシ-への配慮)、
[2]精神科医療チーム(指導医や専門医および他科医師へのコンサルテ-ション、医師以外の医療従事者とのコミニケ-ション)、医療面接(患者・家族からの病歴の聴取と信頼関係の構築)、
[3]安全管理(患者・家族および医療従事者にとって安全な医療の遂行と危機管理への対応)、
[4]問題対応能力(当該患者の問題を把握し、その対応の自己評価と第三者の評価)、
[5]精神医療の社会性(精神障害者医療の持つ社会的側面の理解と精神保健福祉法の把握)、
[6]精神科救急医療(精神障害の重症度・緊急度の把握、専門医への適切なコンサルテ-ション)を中心に、また
[7]身体診察(身体因性精神障害の把握)、
[8]臨床検査、
[9]基本的手技や治療法、
[10]医療記録、
[11]症例呈示、
[12]診療計画に至るまで身につける。

3 個別行動目標(SBOs)

(1)

初診時の患者面接

1 患者・家族に対して挨拶、インフォ-ムド・コンセント、共感的な態度ができる。

5-4-3-2-1

2 病歴聴取(精神症状・身体所見・神経学的所見等を含む)と記載ができる。

5-4-3-2-1

(2)

診断と治療計画

1 ICD-10やDSM-Ⅳによる診断ができる

5-4-3-2-1

2 必要な検査の選択ができる。

5-4-3-2-1

3 自傷他害の可能性の判断ができる。

5-4-3-2-1

4 治療方針(入院治療の適応など精神福祉保健法に基づく対応)の選択ができる。

5-4-3-2-1

(3)

基本的検査法

1 軽度意識障害の判定ができる。

5-4-3-2-1

2 血液・生化学、尿・便検査などの実施と臨床的意義の理解ができる。

5-4-3-2-1

3 頭部CT・MRI、脳波の判読ができる。

5-4-3-2-1

4 各種疾患の評価尺度(BPRS・PANSS・HAM-D・MMSEなど)の記載ができる。

5-4-3-2-1

5 薬剤性の副作用の評価ができる。

5-4-3-2-1

(4)

治療法

5-4-3-2-1

1 薬物療法(抗精神病薬・抗うつ薬・感情調節薬・抗不安薬・抗けいれん薬・睡眠薬など作用・副作用・使用方法)の理解ができる。

5-4-3-2-1

2 精神療法の理解と運用ができる。

5-4-3-2-1

3 電気痙攣法の適応と実施ができる。

5-4-3-2-1

4 身体合併症への対応と他科医へのコンサルトができる。

5-4-3-2-1

(5)

家族面接

1 病状の説明ができる。

5-4-3-2-1

2 治療方針の説明ができる。

5-4-3-2-1

3 患者家族の協力の説明ができる。

5-4-3-2-1

(6)

救急

1 精神運動興奮の強い患者への対応ができる。

5-4-3-2-1

2 自殺の恐れの強い患者や自殺未遂者への対応ができる。

5-4-3-2-1

3 意識障害の患者へ対応ができる。

5-4-3-2-1

4 けいれん発作への対応ができる。

5-4-3-2-1

(7)

精神科医療チーム

1 医師・看護婦・臨床心理士・PSWなど医療従事者とのコミニュケートがとれる。

5-4-3-2-1

2 他施設への紹介・転送ができる。

5-4-3-2-1

(8)

総合評価

5-4-3-2-1

自己評価 5:十分満足にできた、4:十分にできた、3:実行できた、2:不十分にしかできなかった、 1:全くできなかった

4 方略(LS)

(1)オリエンテーション(第1日目9時より研修コーデイネーターが行う)
  a精神科医局・病棟(4C)・外来の機構と利用方法について
  b専任指導医と受け持ち患者の割り振り
  c精神科研修カリキュラムの説明
(2)病棟研修(専任指導医と主治医)
  a入院受け持ち患者の紹介および診察の仕方
  b診療録の記載の仕方
(3)外来研修(外来担当医)
  a新患の予診を行い、医療面接の習得を行う。
  b他科依頼の症例を外来担当医とコンサルテイションする。
(4)診療会議及び教授回診(毎週月曜日13時30分より4Cカンファレンス)
  a新入院患者と退院患者の紹介・検討をする。
  b教授回診に随行し入院患者の病状を把握する。
(5)症例検討会(毎週月曜日16時より医局)
  a難知性・処遇困難な症例を検討する。
  b研修最終月曜日に入院受け持ち患者の1名のケースプレゼンテーションを行う。
  cケースプレゼンテーションの内容を事前に指導医と検討する。
(6)研究会(以下の研究会に1つ以上参加する)
  a脳波研究会(月曜日17:15から)
  b精神病理読書会(火曜日17:15から)
  c児童精神症例検討会(月1回不定期水曜日18:30から)
  dてんかん症例検討会(月1回不定期木曜日19:30から)
  e心理症例検討会(月1回不定期土曜日13:30から)
(7)症例レポート
必修の担当した統合失調症・感情障害・認知症の入院患者の診療概要をレポートとして提出し、精神科センター教員の指導を受ける。それ以外に担当した患者のリストと研究会出席状況を提出する。

5 評価(EV)

(1)自己評価と症例レポートによる評価
(2)指導医による評価
(3)看護師・コメディカルにより評価
(4)ケースプレゼンテーションによる評価

6 週間スケジュール(モデルケ-ス)

  8:30~12:00 13:00~17:15 17:15~ 18:00~
外来(陪審・予診) 診療会議・回診・症例討論会 脳波勉強会  
外来(陪審・予診) 精神科病棟・身体科リエゾンで症例を担当する 精神病理読書会  
外来(陪審・予診) 精神科病棟・身体科リエゾンで症例を担当する   児童精神症例検討会
外来(陪審・予診) 精神科病棟・身体科リエゾンで症例を担当する   てんかん症例検討会
外来(陪審・予診) 精神科病棟・身体科リエゾンで症例を担当する    

修正型電気けいれん療法 随時

pagetop