愛知医科大学病院 卒後臨床研修センター

〒480-1195 愛知県長久手市岩作雁又1番地1
TEL・FAX: 0561-63-1673

HOME > 初期臨床研修医募集 > 初期臨床プログラム各科情報 > 神経内科/脳卒中センター 卒後臨床研修プログラム

初期臨床研修医募集

神経内科/脳卒中センター 卒後臨床研修プログラム

1 指導医(H30.6.1現在)

(1)研修教育指導責任者
   道勇 学(教授,部長,副院長)
(2)卒後臨床研修センター教員
   徳井啓介(助教)
(3)厚生労働省監督・臨床研修指導医養成講習会受講者数
   9名
(4)臨床経験7年以上の医師数 ※(1)~(3)を含む人数
   14名

2 一般目標(GIO)

・ 患者とよい人間関係を保ち、神経疾患診断に必要な病歴を的確に聴取できる。

・ 脳神経、運動系、腱反射、感覚系、協調運動、自律神経系、不随意運動などの神経学的診察ができ、カルテに記載できる。

・ 神経学的所見を総合し、神経系の障害部位がどこかを推測できる。

・ 救急外来において、意識障害、けいれん、頭痛、めまいの初期対応ができ、専門医へのコンサルテーションの必要性につき的確な判断ができる。

・ 神経疾患のプライマリーケアを行う上で重要な、脳卒中や髄膜炎・脳炎の診断方法、急性期の対応方法を身につける。

3 個別行動目標(SBOs)

1 診察・診断

(1)

礼儀正しく、いたわりの心を持って患者に接することができる。(技能)

5-4-3-2-1

(2)

患者をリラックスさせ、詳しい病歴をとることができる。(技能)

5-4-3-2-1

(3)

バイタルサインを正しく評価し、生命維持に必要な処置を適切に行うことができる。(解釈・技能)

5-4-3-2-1

(4)

意識状態の評価ができ、その所見を記載できる。(技能)

5-4-3-2-1

(5)

脳神経の診察ができ、その所見を記載できる。(技能)

5-4-3-2-1

(6)

運動麻痺の有無を診察でき、その所見を記載できる。(技能)

5-4-3-2-1

(7)

腱反射検査を適切に行い、病的反射の有無を判断でき、その所見を記載できる。(技能)

5-4-3-2-1

(8)

表在感覚、深部感覚の診察ができ、その所見を記載できる。(技能)

5-4-3-2-1

(9)

協調運動の診察ができ、その所見を記載できる。(技能)

5-4-3-2-1

(10)

自律神経症状の有無を診察でき、その所見を記載できる。(技能)

5-4-3-2-1

(11)

典型的な不随意運動の鑑別診断ができる。(技能)

5-4-3-2-1

(12)

神経学的所見を総合し、神経系の障害部位を論理的に推測できる。(解釈)

5-4-3-2-1

(13)

意識障害の鑑別診断を述べることができ、適切な緊急検査を指示し、その結果を解釈できる。(問題解決・解釈)

5-4-3-2-1

(14)

けいれんへの初期対応ができ、抗けいれん薬の使用法を述べることができる。(技能)

5-4-3-2-1

(15)

頭痛の鑑別診断ができ、危険な頭痛を見分けることができる。(技能)

5-4-3-2-1

(16)

末梢性めまいと中枢性めまいの特徴を述べることができ、適切な検査を行うことができる。(技能)

5-4-3-2-1

(17)

短時間に要領よく脳卒中患者の病歴聴取と診察を行い、適切な検査を指示して、専門医へ移管するまでの初期対応ができる。(技能)

5-4-3-2-1

(18)

脳梗塞に対するrt-PA静注療法の適応と禁忌について述べることができる。(知識)

5-4-3-2-1

(19)

脳梗塞の各病型について述べることができ、鑑別診断に必要な検査を立案できる。(問題解決)

5-4-3-2-1

(20)

髄膜炎・脳炎を診断でき、原因に応じた適切な治療薬を述べることができる。(技能)

5-4-3-2-1

2 検査

(1)

頭蓋・脊椎の単純X線写真の読影ができる。(技能)

5-4-3-2-1

(2)

単純脳CT・MRI、脊髄MRIを読影し、その所見を記載できる。(解釈)

5-4-3-2-1

(3)

CT、MRIの造影検査の適応を述べることができる。(知識)

5-4-3-2-1

(4)

腰椎穿刺の適応と禁忌を述べることができる。(知識)

5-4-3-2-1

(5)

腰椎穿刺を自ら行い、髄液検査を指示し、その結果を解釈できる。(技能・解釈)

5-4-3-2-1

(6)

頸動脈超音波検査の結果を解釈できる。(解釈)

5-4-3-2-1

(7)

神経伝導速度検査や脳波検査などの神経生理検査の結果を上級医の指導の下で解釈できる。(解釈)

5-4-3-2-1

3 輸液・注射

(1)

肺炎、尿路感染症を合併した患者に、サンフォード感染症治療ガイドなどを利用して、適切な抗菌薬の選択を行うことができる。(問題解決・技能)

5-4-3-2-1

(2)

高齢者や嚥下障害のある患者に、嚥下機能や全身状態に応じた適切な栄養管理を立案できる。(問題解決・技能)

5-4-3-2-1

(3)

胃瘻(PEG)や中心静脈栄養の適応と禁忌を述べることができ、適切に導入できる。(知識・技能)

5-4-3-2-1

(4)

高血圧、糖尿病、脂質異常などの生活習慣病合併患者に対して、適切な食事療法・生活指導を行うことができる。(技能)

5-4-3-2-1

(5)

脳梗塞患者の病型に応じて、適切な抗血栓薬(注射)が選択できる。(技能)

5-4-3-2-1

4 処方

(1)

不眠や不穏に対して、原因の鑑別と適切な薬剤の選択ができ、鎮静に伴う注意点を述べることができる。(問題解決・技能)

5-4-3-2-1

(2)

発熱や疼痛に対して、適切な薬剤の処方ができる。(技能)

5-4-3-2-1

(3)

てんかんの病型に応じた、適切な第一選択薬を選択できる。(技能)

5-4-3-2-1

(4)

高血圧、糖尿病、脂質異常などの生活習慣病合併患者に対して、適切な治療薬の処方ができる。(技能)

5-4-3-2-1

(5)

脳梗塞患者の病型に応じて、適切な抗血栓薬(内服)が選択できる。(技能)

5-4-3-2-1

(6)

抜歯・内視鏡・手術などの際の抗血栓薬中止に伴う血栓塞栓症の危険性を述べることができ、その対処を行うことができる。(知識・技能)

5-4-3-2-1

5 EBM

(1)

各種の疾患治療ガイドラインやevidenceに基づいた治療を選択することができる。(問題解決)

5-4-3-2-1

(2)

検査特性(感度・特異度)を意識した研修ができる。(知識)

5-4-3-2-1

6 その他

(1)

得られた情報を整理し、POSの原則に従いカルテに記載できる。(技能)

5-4-3-2-1

(2)

問題点を整理し、診療計画の作成・適宜変更を行うことができる。(問題解決・技能)

5-4-3-2-1

(3)

カンファレンスや回診で、適切な症例提示を行うことができる。(技能)

5-4-3-2-1

(4)

適切な退院サマリーを書くことができる。(技能)

5-4-3-2-1

(5)

問題解決に必要な医療資源(コンサルテーション、文献検索など)を積極的に活用できる。(問題解決・技能)

5-4-3-2-1

(6)

入退院適応の判断ができる。(技能)

5-4-3-2-1

(7)

患者・家族との面談を通して、適切なインフォームドコンセントを行うことができる。(態度・問題解決・技能)

5-4-3-2-1

(8)

看護師・検査技師などのコメディカルと協調して、チーム医療が展開できる。(態度・技能)

5-4-3-2-1

(9)

患者の生活や環境に合わせた適切な退院指導ができる。(問題解決・技能)

5-4-3-2-1

自己評価 5:十分満足にできた、4:十分にできた、3:実行できた、2:不十分にしかできなかった、 1:全くできなかった

4 方略(LS)

(1) 上級医やカンファレンスを通して、担当している患者の診断・治療方針・治療効果判定を討議する。
(2) 外来診療を見学することで、救急外来とは異なる外来での患者診断・治療管理について学ぶ。
(3) 終末期の神経変性疾患・筋ジストロフィーなどの治療困難な症例の緩和ケアについて学ぶ。

5 評価(EV)

(1) 自己評価:評価入力を速やかに行う。
(2) 指導医による評価:研修医の自己評価入力を確認し、指導医評価を入力する。
(3) 看護師・コメディカルによる評価:病棟や外来での研修医の研修姿勢・勤務状況をコメディカルの立場から
   みて評価、入力する。

6 週間スケジュール(モデルケ-ス)

下記週間予定行事以外は、病棟を中心に指導医のもと方略に従い研修

  午前 午後
8:00~8:30 脳卒中合同カンファレンス 17:00~18:00 画像カンファレンス
8:00~9:00 早朝HCU回診 13:00~15:00 神経生理検査
17:00〜20:00 症例検討会
   
  17:00〜18:00 神経生理(脳波・筋電図・神経伝達速度・誘発電位)カンファレンス
8:00~9:00 早朝HCU回診 13:30〜16:30 総回診
17:00〜18:30 神経リハビリテーションカンファレンス
pagetop