愛知医科大学病院 卒後臨床研修センター

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初期臨床研修医募集

心臓外科

プログラムの特徴

当科では週3回のペースで開心術(心臓手術)を行っているので、心臓外科ローテートの1ヶ月間で、基本的な心臓手術はひととおり経験することができます。 患者さんの診察や術後管理を通して、循環器疾患の基礎知識について学び、心電図やCTなどの検査所見を正しく読みとるための知識を身につけ、 集中治療室における循環作動薬の使用や病棟での基本的な術後管理を経験できます。
研修1年目であれば、ベッドサイドでの手技に積極的に取り組んでもらうため、末梢ライン確保や胃管挿入、カテーテル抜去などの基本的な手技はほぼ全て経験できます。
2年目以降ならば中心静脈ラインの挿入や胸腔穿刺などの手技の経験も可能です。開心術はすべて助手として入っていただき、心臓の解剖・心臓手術のノウハウについて学ぶとともに縫合、結紮などの基本手技にも取り組んでもらいます。 研修初期だけにhotな技術、知識をベースに、更なる高度な技術を習得して頂くための指導を心掛けています。また、社会人大学院に進学することも可能です。
◎ 初期研修
心臓外科手術における開閉胸、および小血管のpreparation、グラフト採取、開閉創の手技、術後管理、外科専門医取得前段階の包括的総合外科研修の実践をも行います。 研修初期だけにhotな技術、知識をベースに、更なる高度な技術を習得して頂くための指導を心掛けています。また、社会人大学院に進学することも可能です。

アピールポイント

当科は複雑心奇形などの特殊な症例を除くすべての心臓大血管手術を行っています。すなわち、当科で研修を受ければ、基本的な心臓大血管手術のすべてが経験できるということです。 具体的には冠動脈バイパス術(CABG)などの虚血性心疾患、大動脈弁置換術などの弁膜症、大動脈瘤に対する人工血管置換術などの大動脈疾患、そして心房中隔欠損症などの先天性心疾患です。 特に当科は人工心肺を使用しないオフポンプ冠動脈バイパス術(OPCAB)に優れており、症例経験の機会が多いことでしょう。また、最近では小切開心臓手術(僧帽弁形成術、冠動脈バイパス術)にも積極的に取り組んでおり、 患者さんのライフスタイルに合わせた手術が可能です。さらに本年、経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)の施設認定を取得したので、今後さらに最新の心臓手術を目にすることができるでしょう。 また興味があれば循環器内科との連携で心エコーの技術取得や、血管外科との連携でステントグラフトやカテーテル治療の技術・資格の取得も可能です。さらに、興味があれば国内外の施設見学、海外への留学にも積極的に取り組んでもらいます。 心臓外科は一般的に機能回復外科といわれており、病気の患者さんが手術を受けることにより、狭心症の痛みや心不全の苦しさから解放される素晴らしさがあります。 手術は長時間に及ぶこともありますが、元気になって退院していく患者さんを見ると疲れが吹き飛ぶことでしょう。全身管理ができることや急変時に対応できることなど、心臓外科を経験することは今後心臓外科として生きる上で役立つだけでなく、 たとえ他領域の専門を志すことになっても無駄になるものは一つもありません。興味本位でのぞいてもらうだけでも大丈夫です!皆さんを心からお待ちしています!

具体的な研修内容

◎ 初期研修
初期研修で,心臓手術において欠かせない操作である胸骨正中切開ができるようになってもらいます。また並行して冠動脈バイパス手術に必要な静脈グラフトの採取ができるようになってもらいます。 やる気があれば、指導医の指導のもと、閉胸操作や人工心肺の確立(カニュレーション操作)、動脈グラフトの採取の実践も可能です。あわせて全身状態をくまなく見られるようになる集中治療室での術後管理の体得や、 循環器疾患における診断学・治療方法などの総合的学習も可能です。学術集会での学会発表や論文作成にも積極的に取り組んでもらいます。 また、将来必要となる外科専門医取得に必要な経験症例について考慮し、実習計画を作成しています。
◎ 後期研修
外科専門医を取得できるよう、各外科領域(血管外科、消化器外科、呼吸器外科、乳腺外科など)の症例が経験できるような実習計画を考慮します。 これらは、将来心臓外科医として働くとしても、欠かすことのできない知識と経験です。また、外科専門医を取得しなければ心臓血管外科専門医の申請を行うことはできません。 ですので、外科症例の経験を積みつつ、心臓血管外科専門医取得に必要な開心術症例の経験も並行して積んでいくこととなります。 さらに、心臓外科において、興味深いと感じた研究テーマを決めてもらい、海外での学会発表、また英文での論文作成を行い、学位取得ができるようサポートしていきます。 こうした中で、自分で人工心肺を確立し、初歩的な開心術の執刀医ができるようになります。また、研修を終える頃には、患者さんの急変時にも落ち着いて対応できるような臨床の知識や経験が身についているはずです。 入院から手術、術後管理、検査など幅広く研修できます。手術手技から全身管理まで優しい先輩達がしっかりと指導してくれます。
一般的に研修が厳しいと思われている科ですが、手術をした患者さんが見違えるように元気になって退院していく姿をみると心臓外科を選んで良かった!!と思うはずです。

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