粉瘤(アテローム)の治療

これは良性の上皮性腫瘍で全身各所に出現します。

 

内部には白色から灰白色、粥状の角質物が貯留しており、この内容物が過多に貯留したり、圧出によって壁が破壊されると炎症が起こり、膿瘍となり痛みやしこりを生じることもあります。

 

治療

粉瘤の治療に対し、基本的には パンチによるくりぬき法を行っています。

術 前

…の部位にパンチで4mm

 程度の穴を開けます。

写真のような器具を

使って穴から内容物を

除去します。 

手術は局所麻酔で行います。術後2日間は飲酒を控え、入浴は短めにしてください。入浴後は軟膏を塗った後、バンドエイドをはってください。手術当日は出血することがありますが、圧迫にてほとんど止血します。場合により抗生剤を内服していただきます。

パンチで開けた穴は、通常23週で肉芽が盛り上がり、痂皮形成し、治癒します。手術した部位は、しばらくしこりができますが、36ヶ月経つと柔らかくなり、傷跡は目立たなくなっていきます。