医療福祉相談部

医療福祉相談部は,開院当初は「ケースワーカー室」として事務部の医事課に所属していました。その後,「医療相談室」に名称変更し,今日の「医療福祉相談室」となりました。
平成18年7月1日に医療連携センターが設置された以降は,総合相談室の一部門として医療福祉相談室,肝疾患相談室,がん相談支援室(専任)を担当し,様々な相談業務を行っております。また,愛知医科大学病院は,愛知県難病医療ネットワーク推進事業の拠点病院に指定されているため,難病患者さんの療養支援を行うための相談業務も行っております。また,平成25年9月1日からは,認知症疾患医療センターの指定を受け,認知症疾患の鑑別診断を目的とした受診・受療援助や介護サービスの利用や介護相談にも応じています。
主な業務は,厚生労働省の医療ソーシャルワーカー業務指針に基づき以下の通りです。

  1. 療養中の心理・社会的問題の解決,調整援助
  2. 退院援助
  3. 社会復帰援助
  4. 受診・受療援助
  5. 経済的問題の解決,調整援助
  6. 地域活動

職員は,医師(部長)1名,医療ソーシャルワーカー(社会福祉士5名,精神保健福祉士2名)7名です。

ごあいさつ

医療福祉相談部は,平成26年5月1日から中央診療部門となりました。職員は,医療ソーシャルワーカー(社会福祉士・精神保健福祉士の有資格者)です。
業務内容は,多様で健康保険や福祉制度等の利用援助のほか、身寄りの無い方への身元保証や意思決定の援助、虐待ケースへの対応など療養中の様々な問題に対して相談援助を行います。
近年は,医療機関の機能分化が進み,患者さんの病状に合わせた医療機関の選択が求められています。そのため,当院においても急性期治療が終了した患者さんは,一般病床,回復期リハビリテーション病棟,地域包括ケア病棟,療養病床などへ転院し治療を継続していただいております。また,「かかりつけ医」による在宅療養を選択される方や高齢で自宅療養が難しい場合は,有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに入居をされ,訪問診療と介護サービスを利用して療養生活を送られる患者さんも多くなっております。
医療福祉相談部は,福祉制度の利用援助や行政機関との連携,医療連携・介護連携を通して,その人がその人らしく療養生活がおくれるようお手伝いをさせていただきます。まだまだ微力ではありますが,相談援助を行う専門職の部門として,職員一同鋭意努力してまいります。

キーワード

相談援助 ソーシャルワーク 生活支援 エンパワメント 自己決定 権利擁護 連携 社会福祉学

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連絡先

TEL
外線 : 0561-61-1878(ダイヤルイン)
内線 : 34650
場所
中央棟1階 14番総合相談室内
相談時間
月~金(9:00~12:00 13:00~17:00)