血管外科

トレッドミル

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院内所在マップ

中央棟2階  クリックすると拡大します

基本理念

  1. 客観的評価に基づき,一人一人の患者さんに最適な治療を選択することで,全ての患者さんに,より大きな恩恵を与えられるようにする。
  2. 末梢血管外科学の目標は,病変の形態的修復だけではなく,傷害された循環の機能的回復にある。これに沿った治療を心がけると共に,患者さんにとって負担の少ない日帰り手術や短期間入院で済むカテーテル治療を積極的に行う。
  3. 血管外科学の進歩は各科との緊密な連係の上に成り立つことを認識しながら診療にあたる。

診療部門からのごあいさつ

部長 石橋 宏之 

部長 石橋 宏之

本学の血管外科は,高雄哲郎初代第二外科教授により創設された診療分野で,太田 敬名誉教授が開設した講座が診療を担っています。心臓,頭蓋内を除く,全身の血管を治療対象としています。太田名誉教授が掲げられた「傷害された循環の機能的回復」,「客観的評価に基づいた最適な治療選択」の基本理念を基に積極的な低侵襲治療を取り入れて,全国トップレベルの医療と研究を自負して診療を行っています。

主な対象疾患

大動脈瘤
腹部大動脈瘤は約7割をステントグラフト手術で,3割を従来の人工血管置換術で治療しています。胸部大動脈瘤も近隣の病院から外科手術困難な症例を数多く紹介され,ステントグラフトで治療しています。最近はB型大動脈解離も積極的にステントグラフトで治療し,成績良好です。放射線科と合わせて6名のステントグラフト指導医がいます。
末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症)
主要症状である間歇性跛行の全てに手術が必要なわけではありません。跛行症状をトレッドミル負荷で客観的に評価し,運動療法,カテーテル治療,外科手術を適切に選択して治療しています。近年は,慢性透析患者の足趾潰瘍・壊死(重症虚血肢)が多くなりました。経皮酸素分圧測定を初めとした非侵襲的血管検査で客観的に評価して,カテーテル治療,足部末梢バイパスなどで積極的に治療しています。
下肢静脈瘤
血管内レーザー焼灼術で治療しています。一部,重症例には従来のストリッピング手術で根治的に治療しています。いずれも手術創の大きさは1-数ミリ程度です。
頚動脈手術
当当院は,欧米の病院と同じように血管外科医が頚動脈内膜摘除を行っています。手術創が小さく,内シャントの必要ないeversion法(外翻式内膜摘除)を基本として低侵襲的に治療しています

診療・治療実績

  • 2016年実績
内容 件数
胸部大動脈ステントグラフト手術 23 例
腹部大動脈瘤ステントグラフト手術 58 例
腹部大動脈瘤人工血管置換術 14 例
末梢動脈手術 45 例
末梢動脈血管内手術(PTA/ステント) 59 例
頸動脈内膜摘除術 2 例
内シャント作成術 8 例
下肢静脈瘤血管内レーザー焼灼術 65 例
下肢静脈瘤ストリッピング 15 例

設備等

病床数 20床

ハイブリッド手術室,超音波ドプラ,トレッドミル,皮膚還流圧測定装置,空気容積脈波装置,経皮的酸素分圧測定装置

キーワード

胸部・腹部大動脈瘤,大動脈解離,末梢動脈疾患,閉塞性動脈硬化症,重症下肢虚血,下肢静脈瘤,血管内治療,非襲侵的血管検査

関連リンク

連絡先

TEL
外線 : 0561-62-3311(代表)
内線 : 36100 28外来(8:30 - 11:30)