間質性肺炎・膠原病【呼吸器内科】

間質性肺炎は空咳と呼吸困難を起こす慢性の病気です。7種類ほどの間質性肺炎がありますが,その中でも肺線維症という病気は喫煙者に多くみられ,肺胞という肺を構成する微細な組織の壁で慢性の炎症(線維化)が起こり,その結果肺が硬くなって縮んでゆき,低肺機能になります。何年にもわたって徐々に進行しますが,かぜをひいたり,肺炎を起こしたりすると急速に悪化することがあります。膠原病(関節リウマチ,皮膚筋炎・多発筋炎など)によっても間質性肺炎がしばしば起こります。種類によっては治療によってかなり良くなることも少なくありません。従って,きちんと検査をして正確な組織学的診断を行い,適応があればステロイドや免疫抑制剤による治療を行っています。

原因の1つである膠原病は全身性疾患でもあるので,病変が生じる頻度の高い他の臓器診療科(腎臓・膠原病内科,皮膚科,整形外科)とも密接な連携を保ちながら診療を行っています。